「君が踊る、夏」観てきました。
まった~りした映画でした。
ちょっと、しすぎかも・・・
「君が踊る、夏」
監督:香月秀之
脚本:香月秀之、松尾朝子
出演:溝端淳平、木南晴夏、五十嵐隼士、大森絢音ほか
109シネマズMM横浜9月22日
難病少女ものだったけど、無理やり涙を誘う場面がなかったのは、
よかったです。
予定調和でびっくりする展開もないし、だったけど。
溝端くんの一生懸命さが見所の映画でしたね。
わたしはちょこちょこと友情出演してくれる、藤原竜也くんがお目当て。
若手カリスマカメラマン役だったけど、意外に似合ってました。
始めの方で、クレーンに乗って写真撮ってるシーン、おもしろかった。
モデルに話しかけながら、アシスタントに怒鳴ってるってのが、
ありそうな感じで、笑っちゃいました。
高知の自然が超キレイ。
デジタル処理しすぎで、やたらキラキラした不自然な自然の色ではなくて、
普通のカラーで、観ていてほっとしました。
特に何度も出てくる、手摺の無いシンプルな橋が絶品。
川の水も透き通ってて素敵でした。
でもね、テレビみてても思うけど、
日本のドラマや映画って、どうして話し合わないんだろう。
新平(溝端)と東京に行く約束をしていた香織(木南)。
妹の難病発覚で行くことを止め、新平も取りやめるかもしれないから、理由を告げない。
きちんと理由を告げた上で、相手を説得するのが相手を尊重することになると思うけどね。
人間って、言葉を使えるんだもの。
黙って行動して自己満足だけってのは、ちょっと違う気がする。
新平が5年ぶりに故郷に帰ってきて香織と話し合わなければ、
彼が誤解したままになっただろうし。
新平もラストで写真の受賞を辞退して、故郷に帰るなら、
写真を選んで応募してくれた、師匠のカメラマン(竜也くんね)に、
一言ご挨拶をするのが、大人の礼儀だと思いますね。
でも若者たちが、よさこい踊りを披露するラストは気持よさそう。
溝端くんが振っていた、まといという旗、わたしも振ってみたくなりました。
ん?あれは男だけ?
はは・・・