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「表に出ろいっ!」おもしろかった~

2010-09-10 | 演劇

野田さんと勘三郎さんが、ノリノリ~
息の合ったとこがおもしろかった~です。
ネタバレあります。よろしくね。

「表に出ろいっ!」
作・演出:野田秀樹
美術:堀尾幸男
照明:小川幾雄
衣装:ひびのこづえ
出演:中村勘三郎、野田秀樹、太田緑ロレンス
東京芸術劇場小ホール 9月7日ソワレ観劇


出演者は野田さんと勘三郎さん、それにオーディションで選んだ娘役の3人。
太田緑ロレンスさんと黒木華さんとのダブルキャストで、
この日は太田さん。

おもしろかったです。
家族3人のドタバタ話。
野田さんが奥さん。
いつもよりメイクきれいで、普通の女性で通用しそう。
演技もいつもの野田さんより臭みがなくて、スゴクよかったです。

野田さんも勘三郎さんもノリノリでした。
ふたりで階段落ちまでしてました。
2人ともいっしょに舞台に立つのがうれしくって仕方ないって感じ。
幸せ感が客席にも伝わって、お客も大のり、大笑いでした。

ジャニーズもディズニーランドも野田さんにかかれば、笑いの対象。
笑いっぱなしでした。

カラフルでポップな舞台美術と衣装。
似合ってる似合ってないより、なんか楽しくなる感じ。
それにライティングがナイスでした。
特にラストの外界の日の光が、希望にあふれてキレイでした。

娘の習う書道教室が前作の「ザ・キャラクター」の教室らしいとわかった時点で、
深刻モードに突入か。と思ったけど・・・
意外に軽くかわされました。

でもね、野田さんだから、あちこちにブラックな突っ込みも。
家族としていっしょに生活していても、
皆な自分の事しか考えてないし、自分の楽しみがすべて。
思いやりとかは、ゼロみたいだし。

虫よけスプレーがないとダメな若い人、とか、
流行の物や限定物には遅れをとらないように、
行列に並ばなければならない、とか・・・
友だちとの関係も・・・

野田さんからのメッセージがいっぱい込められてました。
ああおもしろかった~と笑ってばかりいないで、
いろいろ考えないとね・・・

でも、お2人はホントにプロなんだなぁ~と、
今さらだけど感心しました。
ところで、ジャニーズのチケットって青い封筒で届くの?

「表に出ろいっ!」オススメです。
東京芸術劇場小ホールで9月28日まで。

写真は1階からB1の小ホール入り口を写しました。
なんかウキウキ感あっていいでしょう。
うふ・・・