ふわふわ気分で

舞台、シネマ、藤原竜也くん、長谷川博己くん、成河くんのことなど気ままに・・・

「チェ 28歳の革命」観ましたよ

2009-02-09 | シネマ

映画「チェ 28歳の革命」観にいきました。
あの演出家、蜷川幸雄さんが藤原竜也くんに読むようにといった、チェ・ゲバラ本。
なんで、チェ・ゲバラ?とず~っと思ってました。

わたしも本読まなきゃ・・・でも、なんだかメンド~でパスしてたんですけど、
ちょうどぴったりの映画が。
それもけっこう評判イイらしい。

でも、イマドキなんでゲバラ?
・・・だったけど、観終わって納得しました。

映画は「チェ 28歳の革命」が第1部、第2部は「チェ39歳別れの手紙」
20世紀最大のカリスマ、キューバ革命の英雄チェ・ゲバラを
ベニチオ・デル・トロが熱演してます。
カンヌ映画祭男優賞受賞だそう。
監督はスティーヴン・ソダーバーグ。

革命成功後のインタビューや国連での演説の間に、
そこまでに至る地道な日々の積み重ねが挿入されて、描かれます。

革命って、大声上げて、旗振って、カッコいいものかな。
と思ってたけど、とんでもありませんね。
キューバの山中の道無き道を行き(サイパンとかの日本軍もこんなのか)
敵がいたら身を隠し。
地元の住民を説得し。
ラスト以外は銃撃戦もなんだか細々して、華々しくもなくて・・・
まぁ、革命に限らず、何でもそうなのかな。

国連での演説シーンには、胸打たれました。
トロさん、熱演です。
言葉は違っても、熱意とか志とか、伝わってきました。
う~ん、日本にもオバマとかゲバラとか、出現しないんでしょうかね。

ゲバラのセリフに読み書きができなきゃダメだ、
なんていうのがあったけど、
どこぞの国の首相に言ってほしい、だったね。
まぁ、字が読める読めないとは違う次元の問題だけどね。

これ、超オススメ。
今日行った映画館は13日限りでしたけど。
続きの「チェ39歳別れの手紙」も観なくっちゃ~