朝日新聞20日の夕刊、芸能欄に「蓮絲恋慕曼荼羅」の批評が載っていました。
筆者は歌舞伎研究家の児玉竜一さん。
写真はモノクロ、15日の日経新聞夕刊掲載分と同じです。
ちなみに日経は小さいけど、カラー。
朝日さん、ガンバレ!
「内向する美清浄な玉三郎」とのタイトルです。
もちろん、玉三郎さん誉められてます。
「・・中将姫は、せりふを客席にしみ渡らせる技量で、独り別次元をゆく。
派手さを抑え、内向する美意識の強固さが見ものである。」
はい、おきれいでしたもの~
でも、児玉さんは
「玉三郎は、桜姫にみるように、乱倫と背徳の中から美と悪の聖性を降臨させる名匠であって、
清浄至純な乙女という役柄は、実はその芸質に似合わない。」
と書いてます。
どんなんだろうと、ネットで調べてみると、
桜姫は「桜姫東文章」のヒロイン。
お姫様なのに、小塚っ原の女郎になり、人気者になったり、
親の敵討ちをしたりと、波乱万丈。
孝玉コンビで一世を風靡したんですって・・・
あら~ちっとも知らなかったです。
孝玉コンビとは、今の片岡仁左衛門さんが襲名前、孝夫さんのときのこと。
へ~え、よかったんですねぇ。
この間見た、写真展でもお二人の写真がありました。
なるほど、これが桜姫。
観たいです。観たいです。
遅れてきたファンのためにも、仁左玉コンビで「桜姫東文章」ぜひお願いします。
児玉さんも歌舞伎座にプッシュしてくださいませ。
よろしく~
ふふ・・・