月の~~沙漠を~~はるばると ~旅の~~らくだが~~ゆ~き~~ました~~
ここはどこ?!
はーい、千葉県の房総半島の東、御宿海岸です。2 km に渡る白い砂浜が広がり、童謡「月の沙漠」の発祥の地なのです。
大正から昭和初めにかけての代表的作曲家・画家であった加藤まさを氏が、大正12年、この御宿でこの詩を書き、それに佐々木すぐるという人が曲をつけて、世に出しました。それを記念して、王子様とお姫様の銅像が建てられたのです(お宿は、この銅像のすぐ近くなのです)。
ちなみに、、、この歌のタイトルは「月の砂漠」ではなくて「月の沙漠」と書くのが本当だそうです。アフリカの大陸などの砂漠ではなくて、浜辺ですからね、みずみずしさを表現するために「さんずいへん」の方を詩人は選んだのですね(詳しくはwikipediaを)。
ちょうどこの写真を撮ったとき(1日(土)の朝)は、雨模様で、ちょっと暗く写ってしまいましたが、情緒ありますよね・・・
時間を始めに戻してお話ししましょう。
31日(金)は、天気は上々。8時過ぎに牛久を出発。首都高を抜けて東京湾アクアラインを通って千葉に入りました。
まずは、マザー牧場で一休み。ハナミミちゃんのママさんもおっしゃっていたように、わんこ入場料500円がかかるわりには、一緒に食事できる素敵なカフェがあるわけでもなし、とりたててどうこうというところでもないのですが・・・ただ、ここのドッグランは広くて芝生がきれいです! 「子犬・小型犬用」「中・大型犬用」「アジリティーひろば」と区分けされていて、それぞれが十分な広さがあり、ベンチもあるので、親子ともどもゆっくり日光浴ができます。
暑いくらいなので、おべべも脱いじゃったよ~~!たっのしいなっっ~~~
テリアのヘレンちゃんと仲良くなり、猛烈アタック?!
光くん、大喜びで走る走る・・・・。今まで我が家は長男も次男もドッグランというものはほとんど必要なく、お泊り会のときも、みんながドッグランで走り回る中、きょろきょろしていただけでしたけどね、ナナちゃんのママさんもおっしゃてくださっているように、光くんにドッグランは必須!親としても、三男になって初めて、ドッグランで活き活きと輝くワンコを眺める喜びを感じています。
光くん駆ける瞬間です。今までの古いカメラで撮ったものなので、あまりきれいに写っていないのですが・・・
(新しいカメラは、ぱぱがもっていて、写真も動画もいっぱい撮ってますが、パソコンへの取り込み方がまだわからない・・・)
マザー牧場はお昼過ぎに出て、しばらく房総半島の沿岸をずっとドライブ。南房総の方は、去年の7月にもぱぱと来ていました(こちらの記事)。そのときも散策した房総半島最南端「野島崎灯台」付近にまた行ってみました。
そろそろ御宿のお宿へ。。
「しぶごえ」というのは、わんこ同伴専用のハイグレードお宿を経営しているグループで、千葉の千倉(ハナミミ家が2008年にご利用)、館山、静岡の伊豆修善寺、伊豆長岡、長野の白馬などにあるそうですが、この「しぶごえ御宿海岸」は2年前の夏にできたばかりとのこと。
気配りが行き届き、わんこ用アメニティなど充実しているのはもちろん、わんことお布団OK。
31日は、我々含め二組だけ。そしてそのもう一組のワンちゃんも、狆(女の子)だったのです!
光くん、さっそくアタック。なかなかいい感じでしたよ。(可愛い写真撮れたのですが、掲載許可得なかったので・・・)
実は、チェックインが6時すぎになってしまったのでその日はわからなかったのですが、翌朝お部屋のカーテンを開けてみてびっくり!公式サイトの写真にある通り、目の前に広大な砂浜と海が広がっていました。(お宿の裏口からすぐ砂浜に出られるようになっています。)
砂浜を走るぱぱと光をバルコニーから写したもの。
以下私も浜に降りて行って写したものです。
この波が(見た目も音も)怖いようで、最初はひどくびびっていた光くんですが、すぐに慣れました。
これは朝ごはん・・・
オーベルジュでもあるので、お料理も、新鮮な海の幸中心に洗練されたものでした。
(ちょっと量が多くて、とても全部食べきれなかった・・・)
表に出てきたスタッフさんは、2人だったのですが、どちらも単にわんこ好きというだけでなく、専門に勉強し研修を受けている人たちらしく、料理を出しながら、いろんな話をしてくれ、光くんのこともすごく可愛がってくれました。おやつももらったよ!
実は、、、光くんは、大変な粗相をしてしまったのです! 夜中は、布団には寝せず、帰省のときも持っていった折りたたみケージでちゃんとねんねしました。畳にシーツを十分敷き詰めていましたし、7時頃にケージから出し散歩に行こうとちょっと待たせていたすきに・・・
なんと、掛布団の上でジャー!!
すぐにスタッフさんを呼びました。クリーニング代を請求されるのは覚悟でしたが・・・・「いいですよーーお気になさらず。おうちでシーツにできても、よそではなかなかできないものです。ふわふわの上でするのが気持ちいいんでしょう。叱らないでやって下さい。」と優しく言って下さり、本当に助かりました。
栗恵兄ちゃん時代から、何度もあちこちでお泊りしてきて、室内で粗相をやらかしたのは、光くんが初めてとあいなりました・・・
武勇伝作っちゃったねぇ・・ (オムツやマナーベルトはもう要らないと思って、持って行かなかったのです。)
さて、翌日は、天気予報が見事に外れ、寒くなり小雨模様だったため、月の沙漠公園では、ささっと写真撮ってバイバイしました。
この日、もう一つとても楽しみにしていたのが、これ・・・!
御宿から30分ほどのところにある、鯛の浦(鴨川市小湊)での遊覧船クルーズです。群泳する天然の鯛(マダイ)が海面に現れるのを間近に見ることができます(わんこも乗船OKとのことで、お宿から割引券をもらっていました)。
ここ鯛の浦は、日蓮上人生誕の地です。日蓮上人が誕生したとき、一帯に鯛が飛び跳ね、ハスの花が咲き乱れたという伝説があり、この地区では今でも、鯛を日蓮上人の化身と考えて、食しないという習わしがあります。
鯛は比較的深い層を回遊する魚であり、鯛の浦のような水深の浅い(10-20 m)海域に何故群れをなして泳いでいるのか、科学的に解明されていないのだそうです。詳しくはこちら。
天候が悪いとすぐ欠航になるそうですが、うまい具合に、私たちが船着き場に来るころには青空が広がり絶好の遊覧日和です!
わりと小さな船で、ハイスピードでぐんぐん進みます。
ぼくがお舟に乗るのは・・・長崎の松島―大瀬戸フェリー、九十九島遊覧船に続いて、3つ目になるね!
港を出て、20分もしないころに、まずはイルカさんが現れまして(写真撮りそこね)お舟を追ってきます!、、テンションあがってきたよ~~
お舟の中はこんな感じだよ!
鯛が現れるスポットに来ると、この窓を全部開けて見せてくれます。漁師さんが餌をまくと、たちまち鯛の群れが海面に現れ、写真撮ってるより手を伸ばして触れたいくらいに本当に近くて興奮しちゃいました!(ぼくも、おさかな、見たかったなぁ・・・)
)
50分ほどのクルーズでしたが、本当に期待以上の楽しさでした!!
鯛の浦を出ると、まただんだん天気が悪くなり、あとは、あまり面白い見物はできなかったのですが・・・
光くんのわんこ宿お泊り旅行デビューとしては、80点というところでしょうか。(天気予報が外れたことと、光くんが粗相しちゃったから、少し原点・・・)
光くん、こんどはどこへ行こうか?
いつもながら、ぱぱ、運転おつかれさまでした。お空のお兄ちゃんたち、ありがとうね!
(写真のサイズがまちまちなため、見づらくてすみません。)