ジョンイル

俺は駅に向かうときジョンイルに遭う。
「会う」と書くべきだがあいつの場合「遭う」と書きたくなる。
とにかくジョンイルに遭うわけですよ。

本物の金正日でないことは誰でもわかるでしょうが
どんな奴かと言えば「ただのカス」。
言い換えると「グーミン」、
もしくは「勉強だけ出来る馬鹿」。

あいつはいつになっても学習しない。
パソコンの漢字変換の方がずっと学習する。
そんなことはどうでもいい。

駅に向かうとき俺も奴も自転車で走っている。
で、どちらもかなりのスピードを出している。
とはいえ、俺の方がスピードは高い。
逆に言えば奴は俺より若干トロい。
だから俺は奴が邪魔だから抜かすわけです。
キックダウンしながら。
（そんな仕組みがあるわけはない
　だが、それにあたる動作を手動でしている）
そうするとスッと抜かせる。
で、抜かすと必ず奴は何かつぶやく。
どうせロクなことは言っていない。
俺に抜かされることが悔しいだけなのだろう。
一年たっても奴は現実を受け入れることが出来ていない。
だから未だに「抜かす→奴がつぶやく」の繰り返し。

いいかげん、現実を受け入れてくれ。
俺にとってのおまえのイメージが悪くなるだけだから。

と言ってやりたい。