東京に初雪が降った。
私が住む区内では昨年の暮れにすでに雪が降ったのに
気象庁の「初雪」の定義はどうなっているのか・・・
大いに不満が残る!(笑)
午前中から所用があって都内へ。
雨だと憂鬱だが雪の日はウキウキ、公園を通って地下鉄の駅へ。
♪♪ 雪は降る あなたは来ない 雪は降る 重い心に・・・
調子よくアダモの歌を口ずさんでいたら、滑って転びそうになる。
どこもかしこも雪化粧。
アダモはやめて「文部省唱歌」に切りかえる。
♪ 雪やこんこ 霰(あられ)やこんこ 降っては降ってはずんずん積もる
山も野原も綿帽子かぶり 枯れ木のこらず花が咲く
確か滝廉太郎の曲だったと思うが
私は大人になるまでずっと「雪やこんこん」と思いこんで来た。
そもそも「こんこん」にしても「こんこ」にしても、どういう意味なのだろうか。
雪のオノマトペ(擬声語)なのだろうか・・・
散歩の犬も大喜びだ。
♪ 犬は喜び 庭かけまわり 猫はこたつで丸くなる・・・だな。
♪ 花は越後の 花は越後の 雪椿・・・なんて歌ばかり歌っている。
花壇の花も雪に埋もれて寒そうだ。
僕の前に道はない 僕の後ろに道はできる ああ、自然よ父よ・・・
教科書に乗っていた高村光太郎の詩(「道程」)はよく暗記させられたなあ。
これは公園にある「平和のモニュメント」という銅像。
心なしかやっぱり寒そうに見える。
そう言えば、三好達治のこんな詩もあったなあ・・・・
太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪降りつむ。
次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪降りつむ。
雪の日は誰もが詩人になるのだろうか。
カモの背中にも雪降りつむ・・・・
この際、私も小じゃれた俳句を一つと思ったのだが
とにかく寒いし時間もないので断念。
何度も滑って転びそうになりながら地下鉄の駅へ向かった。
でもやっぱり「こんこ」より「こんこん」の方が語感がいいと思うけどなあ・・・
雪国の人におこられるかも知れませんが、どうして、雪が降るとウキウキするのでしょうね。
ウキウキなんて言うと、ホント、雪国の人に叱られますよね。
やっぱり都会暮らしだと雪は「非日常」だからでしょうか。
雪国の人にとってはウンザリするぐらい「日常」ですからね。
関西にも何度か雪の予報があったと思いますが、まだ降ってませんか。
金曜のTBS「ひるおび」で「東京で初雪? もう降っていたのに」という質問に気象庁の担当者がここ(気象庁)で初めて降った時が「東京の初雪になる」と言っていました。
それも「視認による」ということで、袖を差し出して降ったものが"雪"か"雨"か確認することもあるそうです。
この寒さでスズメ4羽に雪が積もっている写真を見ました。
よくじっとしているものだと思ったら、スズメのオブジェでした。
初雪の定義、わざわざありがとうございます。
そうなんだ・・気象庁もずいぶんアナログなことしてますね。
私のは「ただの素人ブログ」写真ですが、何かばつ丸さんの
琴線にふれるような写真ありましたでしょうか?
本人はサッパリ自覚が・・・(笑)
一応、褒め言葉と思っておきます。