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まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

モンゴルの風

2013年05月06日 | 日記

これ、なんて言うか知ってますか?

そう、モンゴル語で「ゲル」と言います。
草原に暮らす遊牧民族の移動式住居で中国では「パオ」と呼びますね。



公園の広場で恒例の「モンゴルフェスティバル」が開かれていました。
今年で13回目だそうですが、覗くのは初めてです。

イベントの正式名称は「ハワリンバヤル」と呼ばれています。
モンゴル語で「春の祭り」という意味らしいです。

こんな立派なパンフレットも配られていました。
モンゴル出身の留学生やビジネスマンなどがボランティアで盛り上げ
イベントは年々、盛大になっているようです。

モンゴルと言えば「馬頭琴」と「ホーミー」ですねえ。
馬頭琴とは馬の頭をかたどったモリンホールと呼ばれる二弦琴で
その音色に合わせ男性が喉を詰めたような独特の歌唱法で叙事詩を歌い上げます。
日本の浪花節にちょっと似たような感じでしょうか。
低音と高音を同時に発声するという伝統的な歌声は
まるで楽器のように「ヴイーン、ヴィーン」と迫力いっぱいに響き渡っていました。



モンゴル相撲の会場は黒山の人だかりでした。
大相撲のモンゴル力士の活躍ぶりは今さら言うまでもありませんが
観客の視線の先を見ると・・・おお、あれは!

横綱・白鵬関ではありませんか!
隣に座っているのは確か大関の鶴竜関では・・・
イベントには大相撲のモンゴル力士も応援に駆けつけるのが恒例だとか。
それにしてもこんなところで横綱に逢えるとは・・・ラッキー!

因みに白鵬の本名は「ムンフバト・ダヴァジャルガル」
鶴竜は「マンガラジャラブ・アナンダ」と言うそうです。ああ、難しい!

モンゴル相撲を生で見たのは初めてでした。
独特の作法やルールがあるようで
大相撲に比べるとゆったりと大らかな「力比べ」でした。

会場ではモンゴル料理の屋台も数多く出ていました。
これは確か「ボーズ」とか呼ばれるモンゴル餃子のお店でした。

留学生の女性たちが一生懸命に皮を伸ばしては具をつめていました。
その手先がとってもキレイで、ちょっと見とれました。

こちらはご存じ「ケバブ」の店。
オニーチャンの日本語があまりに流暢なのでちょっとビックリしました。
そう言えば、モンゴル力士もみんな日本語が上手ですねえ。
会場の滞在時間はわずか30分ほどでしたが
さわやかなモンゴルの風を感じました。

こんな大平原で大の字になって思い切り寝転がってみたいなあ・・・
降るような満点の星空とやらを見上げてみたいなあ・・・
思いはモンゴルに飛ぶのでした。


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