まろの公園ライフ

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車内広告のチカラ

2016年04月03日 | 日記

電車の車内広告を見るのが好きだ。
それぞれ趣向やアイディアを凝らした作品が多く
思わずニヤリとすることもある。



古河機械金属。
見るからにお堅い会社名である。
今どき社名だけの芸のない広告なんてあるのかな~?
古河という名前からすると古河電工と何か関係があるのだろうか?
創業が1875年というと150年近いではないか!
キャッチの「どっち?」という言葉が気になって隣に目をやると・・・



な、なんじゃ、コレは?
駄洒落なのか、似ているような似ていないような・・・
でも、思わず笑ってしまった。
なるほど、広告というのはそれだけでもう成功かも知れない。
さっそくスマホで調べてみると・・・



やはり古河グループの一翼を担う産業機械メーカーであった。
日本の歴史と共に発展して来た・・・
という大風呂敷のキャッコピーもあながちウソではない。
その歴史あるお堅い会社がなぜこんなふざけた
ダジャレ広告を始めたのか?



何やら楽しいホームページもあった。
これは昼バージョン。
日本の産業を支える自社製品がイラストで紹介されている。



こちらは夜バージョン。
運動する社員にマウスのカーソルを合わせると
自社製品がさらに詳しく紹介される。
つまりこの会社は日本を代表する立派な会社であるにも関わらず
認知度が低くて社員はずっと肩身の狭い思いをして来た。
そこで社員代表か意を決して社長に直訴し
電通だか博報堂だかの力を借りて異例の広告制作に踏み切った。
お堅い社長も「そんなふざけた広告はダメだ!」と
一旦は机を叩いたものの、結局、時流には勝てなかった・・・
という広告ではないかと類推する。

私ごときがわざわざブログで紹介するほどだから
充分に成功だったと言えるのではないか?
筋肉モリモリの「古河機械金属」を大いに応援したい!(笑)


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