まろの公園ライフ

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ああ、不如意!

2014年01月25日 | 日記

昨夜は打ち合わせの後
神田の行きつけのお店で「お好み焼き」を食べました。
関西「粉もの文化」圏の出身者は月に一度は必ず食べたくなります。

どうです、美味そうでしょう!美味いんです!
久しぶりに食べたので涙が出そうになりました。(笑)
いつものプロデューサー氏は鍋奉行ならぬ「お好み焼き奉行」ですから
同伴者の手出し口出しは一切拒否の姿勢です。
ついでに同伴者の支払いも拒否してくれて、有り難くご馳走になりました。
私は常に「手元不如意」なので大いに助かりました。(笑)

梅林の梅がちょっと膨らみ始めました。
寒気がゆるんで、いつになく吹く風も温く感じられました。

不如意(ふにょい)という言葉の響きはいいですねえ。
思うようにならない、ままならないという意味で
時代劇では武士が持ち合わせの金がない時に
「拙者、手元不如意ゆえ、かたじけない」などと詫びたりします。
上品というか優雅というか・・・
卑屈さがないのがいいですね!

私、手元も不如意ですが
最近、足元の方も不如意で困っています。
こんなことをすると、必ずフラフラとよろめいてしまいます。
膝の調子が悪くて踏ん張りが利きません。
昔、「よろめきドラマ」なんてのがありましたが
実際、女性によろめいて失敗したことも数知れず・・・(笑)

振り返れば、人生そのものが「不如意」の連続だったような気がします。

出来ることならフラフラせず
大地にしっかりと、どっしりと根を張って生きて行きたいものです。
今さら無理でしょうか・・・(笑)

本日は「ゴッホ」を読んで過ごそうと思います。
この狂気の天才画家も気の毒なほど「不如意」な人生を送り
37歳でピストル自殺を遂げました。
天才と凡才の違いはあっても、激しく心惹かれる画家です。


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2 コメント

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Unknown (すみごん)
2014-01-25 18:04:43
私もとことん不如意ですねー(^^;) 困った、困った。

ゴッホは私にとってもなにか特別な存在です。
印象派全体にはあまり興味がないのですが、ゴッホとゴーギャンは例外です。
いつかゴッホの書簡集を読みたいと思いつついまだ果たせずにいます・・・
手元に「ゴッホは自殺ではないという渇愛の8章」を特集にした芸術新潮があります。また読んでみたい気持ちになりました。
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ゴッホとゴーギャン (まろ)
2014-01-26 03:15:55
すみごん様
二人とも壮絶な人生を生きた画家ですねえ。
同時に自分の中の「絶望」と戦い続けた画家でもありあります。
二人を見ていると「不如意」と「不遇」は同意語のような気がします。(笑)

ピュリツァー賞作家の「ゴッホ他殺節」も膨大な書簡集を読み解いたものだそうですが
残念ながら読んでません。
ゴッホの手紙は残されたほとんど唯一の資料だけに
いつか読みたいとは思っているのですが・・・

日々の忙しさに追われてばかりで「不如意」です。(笑)
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