まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

サン・ラザール駅

2015年12月02日 | 日記
いつものように朝日を浴びてご出勤です。
団地の朝も悪くないなあ・・・
最近そんなことを思うようになりました。



地下鉄の駅まで10分。
練馬駅で西武電車に乗りかえます。
その練馬駅でいつも構内のポスターを見るのが日課です。



モネの傑作「サン・ラザール駅」です。
東京都美術館で開催中のモネ展は10月に行ったばかりですが
その時は残念ながら「サン・ラザール」駅はまだ出展されていませんでした。
前半の目玉は何と言っても「印象日の出」でしたが
今回、作品替えがあって後半の目玉としていよいよ登場てす。
ポスターの前を通るたびに
「ああ、いい絵だなあ」とドンドン好きになります。



「サン・ラザール」が描かれたのは産業革命後の1877年。
目覚ましく発展した鉄道によって
パリは急速に近代都市へと生まれ変わって行きます。
市民は鉄道を利用してノルマンディーなどの海岸でバカンスを楽しみ
新しい「都市文明」の勃興を謳歌します。
そんな時代に描かれた一枚・・・
三角屋根の近代的な駅舎に発着する列車が吐き出す
煙や蒸気の様子をモネは力強く、イキイキと活写しています。
モネと言えば「睡蓮」に代表される自然ですが
私はモネの描く「都市風景」の方が好きかも知れません。



現在の「サン・ラザール駅」です。
オペラ座などパリの中心部にも近い一大ターミナル駅で
何度となく映画にも登場しました。
さすがに老朽化が激しく建て替えも予定されているそうですが
この三角屋根とともに何とか保存して欲しいものです。



サン・ラザール駅を楽しみながら
私は朝のラッシュが始まった練馬駅から仕事へ。
うーん、夢がないなあ・・・(笑)

今日はアルバイト仕事の後、ドキュメンタリー番組のプレビュー。
久しぶりの「本業」に張り切ってます!







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