まろの公園ライフ

公園から世の中を見る

成人式には出るな!

2014年01月13日 | 日記

朝7時、東の空が燃えるようでした。
燃えるような一日にしたい!とは思いませんでしたが・・・(笑)

今日は成人式なんですねえ・・・
さっきテレビのニュースで初めて知りました。
なにせ遥か昔のことですからもう記憶の彼方です。
私、成人の日は迎えましたが「成人式」には出ていません。



公園でも二十歳前後の若者たちが
バカみたいにスケボー遊びに興じていました。
こいつらも今日は殊勝な顔で成人式に出たりするのでしょうか?



大学を中退したのは20歳の成人の年でした。
詳しい事情は長くなるので省きますが、要するに大学に失望したのです。
学生運動に関わったことで大学に居づらくなったこともありました。
私を扇動して大学や社会を声高に批判しながらも
卒業・就職と着実に階段を上って行く先輩たちの欺瞞が許せませんでした。
純粋でしたが世間知らのバカだったんですねえ・・・
当然、成人式どころか式の案内すら来なかったような気がします。

私の頃は成人式など「ケッ!」と馬鹿にするところがありました。
大学の卒業式さえ拒否する学生が多かったです。
社会の枠組みに唯々諾々と取り込まれることへの抵抗感でしょうか。
今から思えばそれだって子供じみた抵抗でしたが
少なくとも形式や既成概念や権威に簡単には与しないぞ!という
若者らしい矜持のようなものがありました。

それに比べて最近の若者は・・・
などと言うと、年寄りの繰りごとになってしまいますが
何の抵抗もなく嬉々として成人式に連れだって行く若者が増えました。
揃いのオベベで派手に着飾って、似合いもせぬ紋付き袴にスマホをしっり持って
まるで「合コン」のノリでキャーキャー大挙して出かけて行きます。
私にはバカとしか見えません。(笑)

オジサンはあえて言いたい・・・成人式には出るな!

行政が用意したそんなアホらしいイベントに参加して
酒を飲んで馬鹿騒ぎするするぐらいなら
一人で山にでも登ってこれからの生き方を考えろ!と言いたいです。
イヤでも形式や権威に与しなければならない局面は
これから山ほどあるのですから
今からヘラヘラと社会に尻尾をふってどうする!と言いたいです。
まあ、余計なお世話ではありますが・・・(笑)

夕暮れ、みごとな「ダイヤモンド富士」でした。

君たちがこれから社会でダイヤモンドのように輝けるかどうかは
結局、二十歳の日の覚悟にかかっているんですねえ。

ノーテンキに成人式なんかに出ている場合ではありません!
と言っても、もう遅いか・・・