大阪に来ています。
確か去年の8月以来ですから、本当に久しぶりです。
大阪駅もすっかり近代的になって
どこか他人のようなよそよそしさも感じますが・・・
でも、大阪の「匂い」は昔のままです。
街の匂いと言うのか、人の匂いと言ったらいいのか・・・
大阪弁の渦の中に立つと
全身の筋肉がほぐれて行くような心持ちがします。
東京に出てもう10年以上経つのに
やっぱりここが本拠地だなあ・・・などと思ってしまいます。
長いプレビューと構成会議が終わった後は
例によって、当然のごとく、局近くの居酒屋で反省会。
反省会なのに反省する人間は一人もいないという、不思議な反省会です。
大阪時代は本当によく通った店です。
冴えない店ですが料理の味は折り紙つきです。
閉店時間は一応、夜の11時と決まっているようですが
そんな時間に帰ったことは一度もなく、11時を過ぎての入店もザラでした。
「もう、いい加減に帰って」と店主に泣きつかれ
仕方なく「今日はこれぐらいにしたろうか!」と引き上げるのが常でした。
懐かしい仲間と飲む酒は本当に心地よいものです。
何やら怪しいオッサンのようでも、とびきり優秀なディレクターです。
本人は「火野正平」と言っていますが、どうでしょうか。
反省会はひたすらバカ話で盛り上がりました。
実は番組はこれから完成に向けての編集作業が正念場で
その前の決起集会といったところでしょうか。
反省はその後ということで・・・
最後に出て来たのが巨大なお好み焼き。
それまでに山ほど料理を食べましたが撮るのを忘れました。(笑)
懐かしい仲間と、懐かしい匂いにひたった、懐かしい大阪の夜でした。
明日からは懐かしさついでに
懐かしい大阪の街の特集ということで・・・お楽しみに!