くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

オバマ大丈夫か? その2

2008年08月29日 | Weblog
まずはじめに。 わたしは、オバマ大統領待望論者ではない。かといって、マケインという華のない爺さんに期待を寄せているわけでもないのだが、まだアメリカに黒人大統領は早い、と思っている。人種に対する米国人のホンネとタテマエ、そんなに単純なもんじゃないですよ。

オバマの指名受諾演説、精彩がないなあ・・と感じたのは私だけ? 四年前の党大会でまさに彗星にごとく現れて注目を集めたときに比べたら、いや予備選中の喋りっぷりに比べても、なんかオーラみたいのを感じなかったなあ・・・。私的にあの演説ぶりに飽きてきたということなのか? 

普通、共和、民主の党大会の間は、候補者の支持率はシーソー状態になる。党大会を開いた側の候補者が受諾演説後、支持率を上げる。そうならなかったのは近年では、96年のボブ・ドール。あの噛ませ犬状態は痛々しかったなあ・・・。まあ、NY私立大のT教授(最近メディアに出てこないなあ・・)は、「Tの法則」なんて言って、ドール勝利を予測していたけどね。オバマはどれだけupさせたのだろうか。まあ、来週末までには、downするだろうけど。あまりupしないだろうなあ、あの受諾演説では。いかに8万人の聴衆を集めようが、メディア映りのインパクトがねえ・・。

まあ、接戦だわな、大方の予想通り。今の支持率のまあ、フロリダをマケインが取り、あわせてオハイオも取れば、マケインで決まりだね。ペンも重要だが、この二愁には比ぶべくもない。バイデン起用は、大票田ペンを意識して、なんて報道もあるが、ホントだったら、オバマも早急に選挙スタッフ入れ替えた方がいいなあ・・・。どうせ、NYやCAの大州はオバマに行くんだから、となると天王山はやはり上記二州。中西部のイリノイやミシガンあたりを除く他州で取りこぼしがなければ、マケインが接戦を制する。いや、意外にふたを開けたら、100万票どころか、200万くらい差がついてたりしてね。04年も、ふたを開けたら、ブッシュが300万以上ケリーに差をつけたように。

とにかく、今後の経済指標(良かろうはずはないのだけど)、TV演説(メディアは04年の時のように片方、つまりオバマに肩入れするだろうけど)、そして国際情勢、10月以降のこの三つで、勝負は決まる。それから、今回は人種。紅白歌合戦ならぬ白黒だからね。そして宗教。バイデンのカソリックに対して、モルモンのロムニー? そりゃないか。意外にユダヤだけど、リーバーマンを副大統領候補にってのがおもしろいし、ベターな武器になるかもね。
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