くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

こんな広告アリですか?: ビジネスクラスで行く台湾

2011年10月17日 | Weblog
ビジネスクラスでいく台湾、2泊3日 5万円台後半から10万円チョイ。

おおっと、私自身は思わない。別に台湾に行き慣れているからというわけではない。台湾には暇さえあれば行ってみたい、いや長期滞在もありなくらい、私は台湾好きである。毎年仕事や個人旅行で行っているが、なぜだか飽きない。かといって、世に言う台湾B級グルメが「美味い!」と思ったことはない。台湾の「中華料理」も率直にいって年々台湾化しつつあり、もはや「本場」と呼んでよいのかわからない。事実、大陸からやってきた老舗が姿を変えつつ、あるいは消しつつあるのが現実なのだ。

一般人の私からしてみたらたかが3時間半くらいビジネスじゃなくってもと思うのだ。お金のある方なら、3時間であろうが10時間であろうが、ビジネス、ファーストクラスを選ぶのだろうが、小金持ちでもない私には3時間半ほどのフライトでビジネスは勿体ない。

で、そのビジネスで行こうっていうツアー、自由行動が多いのでどの年代をターゲットにしたものだがよくわからないのだが、これが・・・、ある意味実にズルイ宣伝広告なのだ。


大きな字で表示の上記価格帯の場合、行き帰りのフライトはさておき、滞在ホテルがビジネスクラスを使うような御仁の耐えうるレベルではないのだ。その一つがサントス。まず、大金持ちはいうに及ばす、小金持ちでもまず宿泊しないエコノミークラスのホテル。立地は良い。中山路を入ってすぐだし、台北駅にも歩こうと思えば歩いて行ける距離だ。バス、MRTの便も悪くはない。が、ホテル自体の質はそこそもカネのある層の観光にはどうなのだろうっていうシロモノなのだ。

それでもビジネスってところで、喰いつく客もいるのだろうが、サントスってどのレベルってわかってるとわかってないとでは大違いということになる。

もっとも、滞在ホテルの選択はサントスだけではなく、リージェントも選べるが、そうなると、価格帯は1.5倍以上になる。しかもその部分はちーさく書かれている。

こういう商売の仕方もあるということなのだ。で、私は個人的にこういうやり方をする旅行代理店を信用しないことにしている。きっと、他にもごまかしがあるはずなのだ。

かつてこんな経験もある。北海道旅行ツアー。申し込み時、パンフには札幌での滞在先は某市内一流ホテルと準一流のいずれかとあった。だが、ここに落とし穴があったのだ。当時若い世間知らずの私は、大して気にも留めなかったし、両者の差にも無知だった。で、実際に泊まったのは後者。後から調べて両者には設備価格の面でかなりの差があることを知った。季節は夏。まず確実に最初から後者しか予約を入れていなかったのだろう。

ツアー旅行というものを滅多に使わないのだが、この業界の体質も(何も日本だけがそうとは決していわないが)相変わらずなのだなあと・・。










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