役者の血というものはスゴイと思った。
ひい爺さんや大伯父の当たり役を演じて、そこに彼らのおもかげを見せる。もっとも、本人もビデオにも残っている大伯父の名演技を研究したのだろうが、それだけで面影から似せることはできまい。後半いささかキャラが変わって雲助らしさが減ったが、演じ続ければ、持ち役、当たり約になるのは間違いあるまい。愛嬌たっぷりだった。芝居の面白さというのは、こういうところにある。だから、世襲があっても良いのだ。
役者のニンとは面白いものである。
ニンの合わぬ役をやることほど役者にとって損なことはない。たとえば、先日TVで見た梅玉の源蔵。あれはまずかった。こんな源蔵があってたまるかというような、大名とは言わないまでも旗本崩れのような源蔵では寺子屋も台無しである。ところが、この人のニンではないだろうと思っていた役が意外によくて、収穫を得るときもある。だから初役というのは、見る側を期待させる。もっとも、観終わって、喜ばせも、ガッカリもさせてくれるのだが・・。
ひい爺さんや大伯父の当たり役を演じて、そこに彼らのおもかげを見せる。もっとも、本人もビデオにも残っている大伯父の名演技を研究したのだろうが、それだけで面影から似せることはできまい。後半いささかキャラが変わって雲助らしさが減ったが、演じ続ければ、持ち役、当たり約になるのは間違いあるまい。愛嬌たっぷりだった。芝居の面白さというのは、こういうところにある。だから、世襲があっても良いのだ。
役者のニンとは面白いものである。
ニンの合わぬ役をやることほど役者にとって損なことはない。たとえば、先日TVで見た梅玉の源蔵。あれはまずかった。こんな源蔵があってたまるかというような、大名とは言わないまでも旗本崩れのような源蔵では寺子屋も台無しである。ところが、この人のニンではないだろうと思っていた役が意外によくて、収穫を得るときもある。だから初役というのは、見る側を期待させる。もっとも、観終わって、喜ばせも、ガッカリもさせてくれるのだが・・。
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