実は、ここ10日ほど東南アジア数か国を出張していました。
そのうちバンコクに5日。
同行者はタイはじめてが3人。
というわけで、仕事がないときは、お決まりのバンコク市内観光。一体、王宮には何度行ったことかと・・。それにしても王宮高くなりました。加えて、大陸人の多いこと。うるさい。傍若無人。身なりは田舎者そうろう。そして、王宮に短パンで来る。 ゲートでもめてましたが、ダメなものはダメでしょう。
夜もお決まりです。ガールズゴーゴー、ボーイズそしてナナでレディボーイ、タニアのカラオケ。
ところが、バンコク二日目のボーイズバーご案内で、実に・・・、実に腹立たしい思いをしました。
「ドリームボーイ」に着いたのは10時少し前。それまで他で食事をし、軽くフツーの足裏マッサージをみんなでしてもらい、それから3人にとっては初体験!となり、いざ。ボーイズゴーゴー、私も人生のうちでこれが4度目。しかもドリームボーイしか知りません。ステージかぶりつきはしません。むしろボックス席のような店全体を見渡せるところに座ってボーイやショーを見るよりも、客層や客の反応を見ているのがおもしろいんです。ショーなんか、気持ち悪くてみてられませんし、「呼んで!、買って!」目線をガンガンとばしてくるボーイも直視できません。目をみないようにすれば、おのずと番号札がついているあたりに目がいってしまいますが、それにも興味はない。お粗末ながら自分と同じものを凝視する趣味はない。オネーだったりニューハーフな従業員と他愛もない話をしながら、客席の反応を楽しむだけです。ちなみに、ボーイではなく従業員は英語まあまあできます。が、私がしゃべると「日本人なのに、英語できるの?」という反応がまずかえってきます。日本人イコール英語できないっていう認識なんでしょうか?
それはさておき、ショーは10時半からとのこと。でステージは番号札に水着一枚のボーイたちが並んでいました。別にそれを見るでもなく、つれや従業員と会話していると、ななめ前の席にいる中年白人(見た目、タイを徘徊する汚らしい不細工な白人ではなかった)がこちらをやたら見てくる。「知り合いだっけ?」と考えてみても、思い出せません。「鬱陶しいヤツだなあ」と思っていると、オネエな従業員が寄ってきて耳元で「あなたのこと、席に呼べるか?ですって」とクネクネ微笑みながら、いえ何かありげににやにやしながら、かつちゃっかり手を人の膝の上においてスリスリしながら、それじゃあ事実上のキスじゃないかというくらあい唇を耳元にくっつけながら、おしえてくれました。
が、「はあ?」。こちらは意味が分かりません。あの手のところでは客が客を自分の席に呼ぶなんてことがあるのか? と思ったのが私の鈍さい、勘違い。オネエが続けていうには(そのときヤツの手は私の腰に・・・、オイ!)「勘違いして、あなたがここで働いているって思ってるのよ。どうする?」
ってことはなにいか、ご招待をお受けしたら、そのままお持ち帰りされちゃう可能性もあるってこと? いくら払う? って問題ではなくて、いくら暗い店内とはいえ、40代の妻帯者で子持ちのオヤジ捕まえて、ボーイズゴーゴーバーの従業員と勘違いしただあ?
腹の立つのを通り越して、この驚天動地の勘違いに私もいたずら心が出て、オネエに「10万バーツだったらロングでもいいって伝えて。でも自分40うん才既婚のストレートなんだけど」。オネエはすぐこちらの真意を察したらしく、ニヤッと含みわらいをして白人のもとへ。そして数分後再び戻ってくると、「うちのボーイじゃなくてお客だって伝えておいたわ。」「で、何だって?」「それだけ。あとは何もいわなかった」。「年齢も伝えた? 結婚してることも、ストレートだってことも?」 「ええ。」 「で?」 「何もいわなかった」
同行の三人も私とオネエが寄り添いながら耳元でささやきあう様子を見て(じゃないとBGMうるさくて会話できないから)、オネエが去ってから、「○○さん、こういうところ慣れてるねえ。いい感じだったじゃない。」「(じゃなくて・・)、かくかくしかじか」そして3人の大爆笑。
いやー、この顛末の直後は私もよい土産話ができたと思ってたんです、単に。暗くて顔のシワやシミ(色白の宿命だと皮膚科に引導わたされました)がみえないとはいえ、いかに遺伝的童顔だといえ、40過ぎのオヤジ捕まえて、ゴーゴーボーイだ、横に侍れだあ!? しかも、私、タイ顔じゃないし。ん、中華系と間違えた?でも、白人は濃いめで黒めのボーイが好きなんじゃあ? 女の子でもなんで?っていうような黒い子を連れている白人多いので。色欲に狂った間抜けなファランぐらいにしか思ってなかったんです。
が、時間がたつにつれてショーの最中や後にお持ち帰りされるボーイ君たちをみているうちに、腹がたってきて・・。件の白人はショーの途中で別のマッチョイケメンボーイをお持ち帰りしていきましたが、もしかしたら、あのボーイじゃなくて自分があの白人の性欲のはけ口に・・?
身を売って飯を食い家族を養うボーイ君たちには申し訳ないのですが、まあ、ありていにえば事情はどうあれ社会の最底辺の仕事につく連中と同じに見られたというなんともいわく言い難い気持ち、屈辱感っていうんでしょうか?打倒欧米帝国主義!ってさけぶつもりもないですが、実に、実に嫌な出来事でした。
一生のうちでそうそうあることではないかと。
でも今になって、10万バーツ・・・、
てなことは思っていません。
そのうちバンコクに5日。
同行者はタイはじめてが3人。
というわけで、仕事がないときは、お決まりのバンコク市内観光。一体、王宮には何度行ったことかと・・。それにしても王宮高くなりました。加えて、大陸人の多いこと。うるさい。傍若無人。身なりは田舎者そうろう。そして、王宮に短パンで来る。 ゲートでもめてましたが、ダメなものはダメでしょう。
夜もお決まりです。ガールズゴーゴー、ボーイズそしてナナでレディボーイ、タニアのカラオケ。
ところが、バンコク二日目のボーイズバーご案内で、実に・・・、実に腹立たしい思いをしました。
「ドリームボーイ」に着いたのは10時少し前。それまで他で食事をし、軽くフツーの足裏マッサージをみんなでしてもらい、それから3人にとっては初体験!となり、いざ。ボーイズゴーゴー、私も人生のうちでこれが4度目。しかもドリームボーイしか知りません。ステージかぶりつきはしません。むしろボックス席のような店全体を見渡せるところに座ってボーイやショーを見るよりも、客層や客の反応を見ているのがおもしろいんです。ショーなんか、気持ち悪くてみてられませんし、「呼んで!、買って!」目線をガンガンとばしてくるボーイも直視できません。目をみないようにすれば、おのずと番号札がついているあたりに目がいってしまいますが、それにも興味はない。お粗末ながら自分と同じものを凝視する趣味はない。オネーだったりニューハーフな従業員と他愛もない話をしながら、客席の反応を楽しむだけです。ちなみに、ボーイではなく従業員は英語まあまあできます。が、私がしゃべると「日本人なのに、英語できるの?」という反応がまずかえってきます。日本人イコール英語できないっていう認識なんでしょうか?
それはさておき、ショーは10時半からとのこと。でステージは番号札に水着一枚のボーイたちが並んでいました。別にそれを見るでもなく、つれや従業員と会話していると、ななめ前の席にいる中年白人(見た目、タイを徘徊する汚らしい不細工な白人ではなかった)がこちらをやたら見てくる。「知り合いだっけ?」と考えてみても、思い出せません。「鬱陶しいヤツだなあ」と思っていると、オネエな従業員が寄ってきて耳元で「あなたのこと、席に呼べるか?ですって」とクネクネ微笑みながら、いえ何かありげににやにやしながら、かつちゃっかり手を人の膝の上においてスリスリしながら、それじゃあ事実上のキスじゃないかというくらあい唇を耳元にくっつけながら、おしえてくれました。
が、「はあ?」。こちらは意味が分かりません。あの手のところでは客が客を自分の席に呼ぶなんてことがあるのか? と思ったのが私の鈍さい、勘違い。オネエが続けていうには(そのときヤツの手は私の腰に・・・、オイ!)「勘違いして、あなたがここで働いているって思ってるのよ。どうする?」
ってことはなにいか、ご招待をお受けしたら、そのままお持ち帰りされちゃう可能性もあるってこと? いくら払う? って問題ではなくて、いくら暗い店内とはいえ、40代の妻帯者で子持ちのオヤジ捕まえて、ボーイズゴーゴーバーの従業員と勘違いしただあ?
腹の立つのを通り越して、この驚天動地の勘違いに私もいたずら心が出て、オネエに「10万バーツだったらロングでもいいって伝えて。でも自分40うん才既婚のストレートなんだけど」。オネエはすぐこちらの真意を察したらしく、ニヤッと含みわらいをして白人のもとへ。そして数分後再び戻ってくると、「うちのボーイじゃなくてお客だって伝えておいたわ。」「で、何だって?」「それだけ。あとは何もいわなかった」。「年齢も伝えた? 結婚してることも、ストレートだってことも?」 「ええ。」 「で?」 「何もいわなかった」
同行の三人も私とオネエが寄り添いながら耳元でささやきあう様子を見て(じゃないとBGMうるさくて会話できないから)、オネエが去ってから、「○○さん、こういうところ慣れてるねえ。いい感じだったじゃない。」「(じゃなくて・・)、かくかくしかじか」そして3人の大爆笑。
いやー、この顛末の直後は私もよい土産話ができたと思ってたんです、単に。暗くて顔のシワやシミ(色白の宿命だと皮膚科に引導わたされました)がみえないとはいえ、いかに遺伝的童顔だといえ、40過ぎのオヤジ捕まえて、ゴーゴーボーイだ、横に侍れだあ!? しかも、私、タイ顔じゃないし。ん、中華系と間違えた?でも、白人は濃いめで黒めのボーイが好きなんじゃあ? 女の子でもなんで?っていうような黒い子を連れている白人多いので。色欲に狂った間抜けなファランぐらいにしか思ってなかったんです。
が、時間がたつにつれてショーの最中や後にお持ち帰りされるボーイ君たちをみているうちに、腹がたってきて・・。件の白人はショーの途中で別のマッチョイケメンボーイをお持ち帰りしていきましたが、もしかしたら、あのボーイじゃなくて自分があの白人の性欲のはけ口に・・?
身を売って飯を食い家族を養うボーイ君たちには申し訳ないのですが、まあ、ありていにえば事情はどうあれ社会の最底辺の仕事につく連中と同じに見られたというなんともいわく言い難い気持ち、屈辱感っていうんでしょうか?打倒欧米帝国主義!ってさけぶつもりもないですが、実に、実に嫌な出来事でした。
一生のうちでそうそうあることではないかと。
でも今になって、10万バーツ・・・、
てなことは思っていません。
というか、そんなことですごい拒絶反応を示す性格の人物が4回もそこに行っているということは、逆に興味があるんではないでしょうか?
出来ません。そういう所に行くのはいいが自分は
そこで働いている奴どもとは違う世界に属する
高尚な人間だから間違えられた事が我慢できない
のですかね?
なんでおじさんってこうなんだろう。
セックスワーカーよりも、こういう人種が消えていなくなれば素敵なのになあ。
自信がないから威張るって
みんな知っているよ。
地方に暮らす両親を養っているのですよね。
仕事に高い、低いはありません。家族のために頑張っているならどんな仕事でも尊いんです。人に迷惑をかけてなければ。