くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

平城遷都1300年マスコットキャラ

2008年03月02日 | Weblog
  ←このマスコットキャラ、私的には実に興味をそそられる。

お世辞にもかわいくない。TVのワイドショーでコメンテーターの一人が言っていたように「きもかわ」でもない。「きもい」というより、「不気味」ですらある。人によっては「怖い」とさえ思うかもしれない。どうあれ、かわいくない。

東京芸大のエライ先生の作とのことだが、作者の意図は一体なへんにありや?
「なんじゃ、こりゃ!?」で、「かわいい!」とはまったく異なる反応を引き出すことで、世間の注目を狙ったものなのか。あるいは大真面目に「親しみやすさ」やひこにゃんと同種の人気を狙ったところを外してしまったのか。前者なら、私的にはいろいろな意味で「先生、やるな!」だが、もし後者であるのなら、そうあってほしくはないのだが、この先生ほどKYな人はいないだろう。そうあって欲しくはないというのは、もしそうだとしたら、そのえらい先生があまりのも気の毒で仕方がないからだ。もしかしたら、芸大の先生だから、「一般大衆にオレの作品の良さなど理解できてたまるか!」と思っているかもしれないけど・・・。まあ、それはそれで、端から見れば哀れというか滑稽というか、KYどころか、「空気を読む意思などはじめから毛頭なし」ということなのだろうけど・・。

「仏に角を生やすとは!」との批判を予期できなかったことを考えると重度のKYかよほどタチの悪い確信犯か・・・。私は仏教徒ではないが、信心する立場から見たら良い気持ちはしないはず。イエス・キリストの髪型をアフロにしたら「侮辱だ!」と怒るキリスト者は必ずいるはずだ。偉い先生ならそれくらい配慮は欲しかった。いや、偉い、偉くない関係なしにいい年こいたオトナとしてそれくらいの思慮はないと、未熟者と言われても仕方がないですな。そんな批判は承知のショースケだったとしたら、ほんとにクセモノだな、この先生。

早速にして反対運動が市民の間から怒っているようだけど、個人的には作者の思惑はさておき、このままの方がおもしろい。「きもこわ」なマスコットキャラっていうのも、ゲテモノ的な趣で興味をそそらる。外国人の反応なんか実に興味がある。ん、仏をゲテモノとは侮辱だ!? はい、私もいまだ人間ができていませんでして・・・。ご容赦のほど。

追記 このマスコットキャラの作者、籔内佐斗司先生のHPで作品を拝見。いやー、
個人的には好きだなあ、この手の作風。自分の手元に置きたいくらいだけど、一寸手が出ません。例の鹿角仏も是非ブロンズで見てみたいものですな。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 福田康夫は中国の「走狗」か!? | トップ | 橋下教育改革に対する賛否 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事