くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

小沢民主党代表辞任

2009年05月12日 | Weblog
いずれこうなることはわかっていたが、決断が遅過ぎる。

結局、小沢という人、身の程知らずなんだな。この人の政治的な役割は本来的に、自自公政権を飛び出して小渕を死に追いやった時点で終わっている。それから後は、おまけみたいな政治人生で、小沢という政治的存在が、国益を損ねることはあっても、かなうことはなかった。

だから、以前から賞味期限切れと言ってきたのだが、どうも本人にその自覚がなかったようだ。おそらく総理になりたい、政権を獲りたいという野心が、彼の己を見つめる眼を曇らせたのだろう。そしてその眼は世論を見極めることをも妨げた。その結果は、グズグズの末の、今回のようやくの辞任劇。

したがって、遅すぎるの一言。

このタイミングのまずさも、あの人の政治家としての能力の限界の証左。加えて、あのしゃべりの下手さ。あればかりはホント救いがない。チャーチルの努力をしてこなかったということだね、小沢君は。

後継は岡田、しかいないか? 余人をもって代え難いというような人材ではなく、
他にいないから岡田か? でも、岡田じゃあ、だめです。あの人の限界は既に前回代表を務めたときに証明済み。政策通? まじめ? かたぶつ? 政策通なら他にもいるはず。

成長した? いや、あの年で、それはほとんど期待できない。三つ子の魂、です。

一政党を担うべき政治家として、国家を担う政治家として岡田に決定的に欠けるものは、小沢にも欠けているもの。いや、もしかしたら小沢以上に欠けているのかもしれない。それは世論、国民に訴える力。岡田にはそれが無い。おそらく訴え方すらもいまだわかっていない。したがって、閣僚は務まっても、総理は無理。なっても、ロクな仕事はできない。そのしりぬぐいをさせられるのは国民。岡田の失態を、イオン・ジャスコが全品無料販売で補ってくれればいいけど。

もっとも、それ以上に、岡田の国家観はまず過ぎると個人的には思うのだが。

で、岡田でダメとなったとき、民主党はどうする? 分裂の可能性もあるだろう。
ただ、もし分裂回避で党論が一致したときには、誰が登壇するのか?もしかして、小沢復活? あながち、可能性ゼロとは言えないような気がする。今の民主党に人在が致命的に欠乏していることを考えれば・・・。そうなったら、腐っても鯛ならぬ、腐っても小沢一郎ってことか? でも、腐ったものは、所詮腐ったものです。
民主党の終わりはいずれやってくる。
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