くまわん雑記

時々問い合わせがありますが、「くまわん」というのは、ある地方の方言です。意味はヒミツです。知る人ぞ知るということで。

日本の仇ベン・ヒルズ(Ben Hills):『プリンセス・マサコ』の豪州人著者

2007年02月17日 | Weblog
www.benhills.com



ベン・ヒルズのHP。まだ雅子妃本は読んでないが、HP上の記事を読む限り、要するに、月並みな「反日」白人ジャーナリスト。

所謂日本の「戦争犯罪」の「被害者」の証言を抜粋、羅列して、日本の過去・現在を批判してみせる。まったく月並みの手法だが、こうしたやり口を検証とは呼ぶべきではない。証言すなわち真実とは限らない、言うまでもなく。「被害者がかくかくしかじか言ってるじゃないか。それなのになぜ日本(人、政府)はそれを認めないのだ、謝罪しないのだ、賠償しないのだ!?」って騒ぐ輩が国内外にいるが、ヒルズもこういう低レベルの一人。

低レベル=誹謗中傷? くまわん氏はそうは思わない。思わないから敢えて「低レベル」だとここで書いているのだ。証言を得たとする。そこで終わってしまっては、ジャーナリストの名折れでないのか。得た証言の信憑性を精査し、検証する。ここまでやらないとね、ベン。証言を得ただけで、それこそ鬼の首でも取ったかのようにいい気になるジャーナリストというのは、「」付きジャーナリストにすぎない。証言に虚偽があった場合、その虚偽に気付かぬか(それもそれで「低レベル」に証左になるのだが)、あるいは意図的に虚偽の存在に瞑目することで(こうなるとジャーナリスト失格)、その部分をスルーしたままで活字や映像でその証言を公にすれば、それは何らかの思惑を持った個人や集団のメッセンジャーないしは世論操作の道具に成り下がるということだ。ジャーナリストとは世論・情報操作の道具であると定義付けするのであれば、ヒルズ氏的手法もジャーナリズム的に「あり」なのだろうが、自称・他称ジャーナリスト諸氏に問いたい。あなた方はそうしたジャーナリストの位置づけに甘んじるのですか? 一部勢力ないし個人の「道具」になることを目的に、ジャーナリズムの世界に足を踏み入れたのですか?

くわまん氏の米国人の知人(ある分野では日本でもその名の知られた某有名州立大学図書館司書)、故アイリス・チャンの名(迷)著『レイプ・オブ・南京』について、同著の内容に数多くの事実誤認や日本人に対する人種・民族差別的な表現があることを指摘したくまわん氏に対して曰く、「彼女はジャーナリストよ。歴史家じゃないのだから事実誤認や実証性という点で落ち度があっても仕方ないわ。」間違った情報や検証の伴わない記事をまき散らしても許される、ジャーナリストってそんな商売なのだろうか?

件のヒルズ氏、日本側の批判に対して、謝罪の意思なしとのことだが、向こうがそういう姿勢で臨むのであれば、日本政府も断固たる対応をすべきではないのだろうか。たかが一介のジャーナリストのたった一冊の著作に目くじらを立てることはないなどと思っている向きがあるとすれば、そういう御仁は情報・宣伝というものの恐ろしさをわかっていないとしか言いようがない。しかも英語でなされる情報・宣伝の怖さを。「たかが」と高をくくっていると、とんでもないことになること必定。そうなってから慌てても、後の祭り。一度広範に流布された誤情報やイメージを打ち消すことは至難の業なのだ。「程々に」などというのが通じるのは海内のこち。我が大八州の外では、そのような「程」などというのものは無いのだ。岩倉公曰く、「万国は皇国の公敵なり。」今昔、海外は「虎狼の海」と心得るべし!「話せばわかる!」と言ってドキュン!とやられてしまった老首相がいたが、この世の中、話さずばわかってはもらえない。以心伝心などという無い物ねだりはよすが肝要、身の為というものだ。

ヒルズ氏の著書の内容が、事実誤認、無実無根に基づき、皇室並びに雅子妃の名誉並びにイメージを傷つけ歪めるものだと言うのであれば、ヒル氏の母国において法的手段に打って出るべきではないのか。

安倍ちゃんも黙したままではいけない、天皇陛下から承認を賜った一国の行政の長であるのならば!

法定闘争に出れば、かえって皇室の禍となる? 否! 断固たる態度を取らぬことこと、皇室に対する歪んだ誤ったイメージを国際社会に流布させてしまうことにばるのだ。天皇を我が国の象徴として戴く以上、天皇・皇室への誹謗中傷の類の攻撃は、日本国並びにその主権者たる我々日本国民への悪意の攻撃として捉え、断固とした姿勢でそれを排撃すべきなのだ!

我が国家、民族、国民、そして皇室の仇ベン・ヒルズを許すまじ! 立てよ国民、日本政府!

と言って、まだ『プリンセス・マサコ』読んでないので、早速英語版購入します、ベン・ヒルズを儲けさせることは癪だが・・。
コメント
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