ジャズとレコードとオーディオと

音楽を聴く。人によって好みが分かれるでしょうが、このブログでは主に女性ジャズボーカルを紹介させていただきます。

CAROL REED

2008年03月21日 | 女性ボーカルD
GOLDEN CREST/CR3006/CAROL REED/COME RAIN OR COME SHINE/

このGOLDEN CRESTというレーベルは月のつく曲ばかりを集めた“MOON SHOT”というアルバムもあったように記憶していますが、そういうテーマを決めてアルバムを作るのを一つの得意手法にしていたのでしょうか。このキャロル・リードと言うシンガーの生年等は僕は知らないのですが、ニューヨークのテレビで有名になったようでWEATHER GIRL(お天気姉さんというところでしょうか)として知られていたのですが、それが曲名からその名前がきたものか彼女が出演していたテレビ・ショーからそう呼ばれるようになったかは不明です。でも下に記した曲名を見ていただければお判りと思いますが、収録された曲がすべて天気に関係した曲となっています。そういうところからWEATHER GIRLと言われたのかも知れませんね(?) 彼女のアルバムはLPとしては僕はこの一枚しか所有していませんが、当初は下に写真を載せたEP盤(NOT FOR SALEのD.J. COPY)を入手して彼女のボーカルを聴いたのですが、その歌い口が柔らかくやさしく天気に例えるなら春のそよ風のようなボーカルだったので後日に店頭でLPを見かけた時にLPも聴いてみようと購入したアルバムです。
前述したように収められた曲はすべて天候に関係した曲ですが、A-4のCOME RAIN OR COME SHINEやB-1のSINGING IN THE RAIN、B-5のLET IT SNOWや続くB-6のSTORMY WEATHERなどの聴き慣れた曲も軽ろやかに歌っていて好感がもてます。僕の好みとしてはA-5のRAINが一番好きでしょうか。所有のアルバムは多分米国の再発盤ではないかと思います。

収録曲
A面
1, COME RAIN OR COME SHINE
2, WE'RE HAVING A HEAT WAVE
3, ILL WIND
4, RISE AND SHINE
5, RAIN
6, A FELLA WITH AN UMBRELLA
B面
1, SINGING IN THE RAIN
2, LOVE AND THE WEATHER
3, BREEZIN' ALONG WITH THE BREEZE
4, I'M ALWAYS CHASING RAINBOWS
5, LET IT SNOW
6, STORMY WEATHER