〈9月21日の食事〉
朝:モーニング(コーヒー+トースト、ゆで卵) シロノワール @コメダ珈琲店 岐阜駅前店
昼:味噌カツ定食 @東京キララ
喫茶休憩:本日のオススメコーヒーのホンジュラス チョコレート、ナッツ @Le Boudoir
夜:鶏のソテー定食(鶏のソテー、ごはん、味噌汁、サラダ、冷奴、かぼちゃの煮物、ひじきの煮物) 岐阜の地酒 @BOOKS&CAFE FIELD
---------
一人旅、三日目。
この日は飛騨・高山に行く予定だったのだ。
だが、昨日よりの台風で、電車は依然として停まったまま。
変更を余儀なくされた。
今にして思えば、もしかしたら高速バスなら動いていたのかもしれない。
けれど雨に打たれて体も冷えて意気消沈気味な中、傘を差す意味もないほどの雨の中を歩く元気もなく、調べもしなかった。
靴も(こともあろうに、ビーチサンダルだった)ぐちゃぐちゃで、替えたかったし、脚を冷やさないための服も欲しかったし。
それで市内の高島屋や無印に、あとはついでに本屋にも行ったりして、私は旅先でまで何をしているのだろう…。
お土産は飛騨・高山で買うつもりでいたので、代打として岐阜駅にあるお土産屋を覗くことに。
しかし行って来た風を装って飛騨ものを買うのはどうにも悔しく、これって都内でアンテナショップに行くのと変わらないんじゃ…と気付いてしまったから、今後都内で岐阜のアンテナショップを見かけても素通りしようと決意。
そういった惑いがそうさせたのか、あまり色々と買わなかった。
さて、お昼は味噌カツと決めていた。
前日乗ったタクシーの運転手に、「岐阜や中部地方の名物は色々あるけど、私は何といっても味噌カツが好きでねぇ」という話を聞いていたのだ。
しかも運転手も私も夕食を摂らずにそういう会話をしたもんだから、話す方も聞く方も熱がこもるというもの。
こう話していて、一日以内に味噌カツを食べに行かない人がいたらお目にかかりたいものだ。
して食べたお店は岐阜駅ビル内。
店名に「東京」と入っているから、もしかしたら本店が都内なのかもしれず、となるとわざわざ何で岐阜で…と思ったのだが、こちらで食べた初めての味噌カツはとても美味しかったです。
帰りに味噌だれを買ったほど。
腹をくちくし、荷物を抱えてホテルに戻ると、本日分の浴衣やタオルと一緒に、小冊子が置いてあった。
見れば岐阜市内のショップを紹介したフリーペーパーである。
なるほど、宿泊先としか考えてなかったけど、岐阜市内の観光、大ありだ。
今からでも遅くない、行ってみようか。
時は15時、雨はすっかり上がっていた。
結論を言えば、目星をつけたお店の多くは水曜定休で、この日は休みであった。
それでも行けた2つのお店で、とても幸せな気分になれたのだった。
一つ目はLe Boudoir。
豊かな水脈に支えられる岐阜県の水はとても綺麗で、喫茶店のコーヒーがとても美味しいと聞いていたから、是非とも飲んでみたかったのだ。
こちらのお店は、ジャズが静かに流れ、内装も適度に重厚感があってとても綺麗で、いい雰囲気。
クラシカルな喫茶店って、そういえばあんまり行ったことなかったなあと頼んだ「本日のコーヒー」のホンジュラスは確かにとても美味しく、翌日にも伺いました、ええ。
2つ目はBOOKS&CAFE FIELD。
お店のご夫妻の趣味で沢山の本が店内に積まれており、家庭的な料理が名物と知り、行ってみたくなったんである。
猫が寛ぐ店内はいい意味で実家のような居心地の良さで、猫が寛ぐなら人間だって寛ぐというもの。
美味しい家庭料理に落ち着きを覚え、今まで気が張っていたんだなあと気付いたのだった。
おまけにご夫妻にはとても親切にしていただき、岐阜県での旅の耳寄り情報を教えていただいたり、地酒までご馳走になってしまったり。
でまたこの地酒が美味いんだ。
ふれあいを持てて、とても嬉しくなってしまった。
お店からホテルまでの足取りも軽かった。
改めて、ありがとうございます!
この後は、ホテルのテレビで台風の様子を見た。
東京の交通麻痺を案じながら就寝。
そして明日は最終日。
朝:モーニング(コーヒー+トースト、ゆで卵) シロノワール @コメダ珈琲店 岐阜駅前店
昼:味噌カツ定食 @東京キララ
喫茶休憩:本日のオススメコーヒーのホンジュラス チョコレート、ナッツ @Le Boudoir
夜:鶏のソテー定食(鶏のソテー、ごはん、味噌汁、サラダ、冷奴、かぼちゃの煮物、ひじきの煮物) 岐阜の地酒 @BOOKS&CAFE FIELD
---------
一人旅、三日目。
この日は飛騨・高山に行く予定だったのだ。
だが、昨日よりの台風で、電車は依然として停まったまま。
変更を余儀なくされた。
今にして思えば、もしかしたら高速バスなら動いていたのかもしれない。
けれど雨に打たれて体も冷えて意気消沈気味な中、傘を差す意味もないほどの雨の中を歩く元気もなく、調べもしなかった。
靴も(こともあろうに、ビーチサンダルだった)ぐちゃぐちゃで、替えたかったし、脚を冷やさないための服も欲しかったし。
それで市内の高島屋や無印に、あとはついでに本屋にも行ったりして、私は旅先でまで何をしているのだろう…。
お土産は飛騨・高山で買うつもりでいたので、代打として岐阜駅にあるお土産屋を覗くことに。
しかし行って来た風を装って飛騨ものを買うのはどうにも悔しく、これって都内でアンテナショップに行くのと変わらないんじゃ…と気付いてしまったから、今後都内で岐阜のアンテナショップを見かけても素通りしようと決意。
そういった惑いがそうさせたのか、あまり色々と買わなかった。
さて、お昼は味噌カツと決めていた。
前日乗ったタクシーの運転手に、「岐阜や中部地方の名物は色々あるけど、私は何といっても味噌カツが好きでねぇ」という話を聞いていたのだ。
しかも運転手も私も夕食を摂らずにそういう会話をしたもんだから、話す方も聞く方も熱がこもるというもの。
こう話していて、一日以内に味噌カツを食べに行かない人がいたらお目にかかりたいものだ。
して食べたお店は岐阜駅ビル内。
店名に「東京」と入っているから、もしかしたら本店が都内なのかもしれず、となるとわざわざ何で岐阜で…と思ったのだが、こちらで食べた初めての味噌カツはとても美味しかったです。
帰りに味噌だれを買ったほど。
腹をくちくし、荷物を抱えてホテルに戻ると、本日分の浴衣やタオルと一緒に、小冊子が置いてあった。
見れば岐阜市内のショップを紹介したフリーペーパーである。
なるほど、宿泊先としか考えてなかったけど、岐阜市内の観光、大ありだ。
今からでも遅くない、行ってみようか。
時は15時、雨はすっかり上がっていた。
結論を言えば、目星をつけたお店の多くは水曜定休で、この日は休みであった。
それでも行けた2つのお店で、とても幸せな気分になれたのだった。
一つ目はLe Boudoir。
豊かな水脈に支えられる岐阜県の水はとても綺麗で、喫茶店のコーヒーがとても美味しいと聞いていたから、是非とも飲んでみたかったのだ。
こちらのお店は、ジャズが静かに流れ、内装も適度に重厚感があってとても綺麗で、いい雰囲気。
クラシカルな喫茶店って、そういえばあんまり行ったことなかったなあと頼んだ「本日のコーヒー」のホンジュラスは確かにとても美味しく、翌日にも伺いました、ええ。
2つ目はBOOKS&CAFE FIELD。
お店のご夫妻の趣味で沢山の本が店内に積まれており、家庭的な料理が名物と知り、行ってみたくなったんである。
猫が寛ぐ店内はいい意味で実家のような居心地の良さで、猫が寛ぐなら人間だって寛ぐというもの。
美味しい家庭料理に落ち着きを覚え、今まで気が張っていたんだなあと気付いたのだった。
おまけにご夫妻にはとても親切にしていただき、岐阜県での旅の耳寄り情報を教えていただいたり、地酒までご馳走になってしまったり。
でまたこの地酒が美味いんだ。
ふれあいを持てて、とても嬉しくなってしまった。
お店からホテルまでの足取りも軽かった。
改めて、ありがとうございます!
この後は、ホテルのテレビで台風の様子を見た。
東京の交通麻痺を案じながら就寝。
そして明日は最終日。