三十路の食卓

食事の記録・食にまつわるあれやこれや
かっこいいごはんも いいかげんな飯も 全ては私のリアリズム(おおげさ)

「サラメシ」を観たのだ

2011-10-19 21:39:29 | 食とレビュー
<10月10日の食事>
朝:-
昼:肉うどん
夜:白米 サンマ 白菜のおかか和え ニラと卵の味噌汁 緑茶

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こういうブログを書き、その更新の知らせをツィッターと連動させている事もあり、どうやら私は食にまつわるはなしが好きだと、皆さんに認識してもらっているらしい。
友人からの誕生日プレゼントには調理道具や各地の調味料などをもらい、ツイッターでは食関連の耳より情報を教えてもらえる。
ありがたいことである。

ある日、ツイッターで相互フォローしてもらっている方から、「サラメシ」というNHKのテレビ番組の事を教えてもらった。
ホームページを見てみればなるほど私好みで、レギュラー番組は終わってしまったが、近々スペシャル番組が放送されるという。
おお、観てみます!

気になっていたタイトルは「サラリーマンの昼メシ」から来ているらしい。
「『働く大人の昼ご飯』、それが『サラメシ』」なのだとか。

街をよく知るタクシードライバーが薦めるお店のランチ。
色んな人のお弁当を撮り集めているカメラマンが切り取る昼食風景。
軽やかに場面は進んでいく。
そこに映し出されるのは、まぎれもないその人らしさだ。

「働く大人」の昼は、どうしようが何に使おうが基本的にその人の自由なのである。
だからどこで何を食べようがどういう風にお金を使おうが自由で、たとえ「昼食は社内で」という決まり事があったとしても、お弁当を持って来ようが出勤途中でテイクアウトしようがその人の勝手なのである。
同じ「タクシードライバーの昼食」にしても、停めた車内で手弁当を食べる人からは「お昼はさっさと腹に溜まるもので済ませたい」という感情が伺えるし、眺めがいいレストランで食べる人からは、お昼休みに気晴らしをしたいという気持ちが伺える。

人には違いがあるもので、その違いこそが人間の面白さだ。
わかった、だから私は食文化を面白く思うのだ。

ああ面白かった。
教えてくださった大分の彼女には多謝!
とともに、妹にも感謝。
というのも、私はテレビを持っておらず、妹に録画をお願いしたのだ。
放送のすぐ後に会う用事があってよかった。
とはいえ、こんな面白い番組だってあるのだから、テレビの導入を真剣に考えるべきではないか、とそろそろ悩み始めている。