
樹木だけではなく草花の方も春だぞーというように先行するものに続いて動き出してきていて、庭に地植えしたものでは花や蕾がいくつかと芽吹き始めたばかりものなどが、さらに植木鉢でほったらかしだったものまで逞しくも花を咲かせ始めて、これから土の地面に緑が広がって春本番に向かっての草花が楽しみになってきましたねぇ。
日当たりの良い場所では毎年冬場から初夏まではパンジーやビオラやノースポールを中心に、初夏から秋まではサルビアやベコニアなどで鉢植えの園芸を楽しんでいるのだが、別途にバラや竹などの鉢もあって、そこに一緒に植えてそのままホッポッテいたのに丈夫で増えながら毎年冬を越してから咲くという、雑草に負けないような飾り気のない花でも咲けばやっぱり嬉しいもの、その代表格がハナニラとオキザリスだ。
道路側の小さなスペースにはこの前のクロッカスやラッパスイセンに続いて花芽を伸ばしてきているのがムスカリ、これは毎年球根が増えてくれるからこういう場所に植え替えている。そのうちにズラッと一直線に小さな春の花が並ぶのを期待して。
ムスカリの花の初め
半日陰が多い庭に地植えしてある山野草ではこの前アップした福寿草や雪割草などに続いて、今はサクラソウとヒメリュウキンカが花を咲かせ始めた。この前に芽吹いたばかりだったハッカクレンとニリンソウは早くも小さな蕾が見えてきている。また新しくホトトギスとキクザキイチゲらしき芽が土から顔を覗かせてきていて、これからは庭全体が賑やかになってくるはずだ。
昨年に植えたサクラソウ
ヒメリュウキンカ
ハッカクレンにもう蕾が
ヒメリュキンカとニリンソウの向うにホトトギスが芽吹き出して ニリンソウには小さな蕾が見える
キクザキイチゲだと思われる芽吹き
話変って女房が味噌の手作りをしてきて、家には昨年に作って1年寝かした味噌もあるから二つを並べて、色の違いを撮ったのが冒頭写真である。作ってきたばかりのものは煮た大豆そのままの薄い黄色だが、1年も経つとこんなに濃い茶色に熟成してきている。ちょうど一昨年のものを食べ切ったところだから、これからは昨年のものをまた1年間で使うことになる。この味噌は柔らかい味で1年半ぐらいが一番美味しいんですよ。