現代今昔物語―自分流儀。伝承。贈ることば、子供たちへ。不変のストーリー

我が息子と娘へ伝承したいメッセージをというのがきっかけで、時代が違っても考えかたは不滅といった内容を新世代達へ残したい。

仰せは、ごもっとも。But,..........

2014-07-17 | Weblog

原子力規制委員会の委員長。取り決められている規制基準は満たしていると認定しただけで、安全かどうかの判断はしていないとのこと。おっしゃることは、ごもっとも。淡々と与えられた職務に取り組み、その結果、結論を述べたことに関しては間違いのないところ。しかし、現在の規制基準って、それではなんのためにあるの? と問いたい。安全性に関わるから、基準を設定しているのではないの? 委員長は福島県出身の東北大学工学部出の、原子力ひとすじ人間。良くも悪くも、原子力が根本的には好きなのだと小生は思う。なんでもそうだが、そうでなければ、物事、ひとつのことに、50年も60年も関われない。おそらく原子力の知識は相当なものをお持ちで、良さも恐さも、ご存知なのだろうが、どうしてもご本人も原子力維持したい気持ちが透けて見える。それとは別に、科学者というより、責任が自分へふりかからないように役所的な記者会見は、非常に不快に感じる。それが正直な感想だ。当のご本人は、「何を言われても、ウグイスの声」 だろうが、全くもってふてぶてしい。それなりのインテリ人間が、なにをさておいても、ひとりの、生身の人間ということを忘れているのではないか。なんか庶民を小馬鹿にしている風に見えて仕方ない。ごく平凡な一般人でも、鹿児島県の川内(せんだい)原発に、万一、大地震が起きて、大津波が来ようものなら、地震や津波に対する明確な基準がないゆえ、今ある基準に適合していたところで、設定されていない基準外のことが発生し、破壊されでもしたら安全とは言えない、安全と言ったら責任を取らされる。もし、そうであるならば、現在の検査基準で合格したが、想定されていない事態(基準)の場合は、含まれない(=安全とはいえない)とでも、正直に言えばいいものを。誰も、そんなことで責めない。もし、物事すべて完全無欠を求めるなら、何もできなくなる。飛行機も自動車も一般家電製品でも、完全無欠とはいえない。それでも皆んな利用、使用している。神戸や東北以上の地震も今後起こる可能性はある。今、周囲にあるものがそれらをクリアしているなんて誰も思ってないのでは?科学者なら科学者らしく、政策的な答弁しないで、明快な理論を展開してもらいたい。もっとも委員会自体が、メンバーに電力会社が加わっており、またいずれにしても内閣の意向に背くような結論を引き出そうとするならば、一気に入れ替えや解散させられるだろうが。

そういえば、サイパンの行方不明の姉妹は、手掛かりも新たな情報もないので、このまま幕引きだろうか? 報道がないので、何もわからない。岡山倉敷の女児不明事件(?)は、普段は全くもって安全な平穏な町でのことだろうから、周囲を不安に巻きこんでいるに違いない。当事者関係者のいたたまれない心中は想像に難くない。極秘捜査がするどく切り込んでいることを願う。

 


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