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KSIの森

劇的に機能するパーシャルデンチャーをめざす歯科技工士の研修会グループKSI(奥森主幹)の情報掲示板です

2022年K.S.Iベーシックコース(大阪)前半

2022年06月04日 | ベーシックコース
2022年5月14,15日にK.S.Iベーシックコースが開催されました。
コロナウイルスの感染状況も少しではありますが落ち着きが見らえれ今年も無事にベーシックコースを開催することが出来、大変嬉しく思われます。


今回のセミナーですが、大澤副会長がお休みという事で急遽鈴木副会長がお手伝いに駆けつけてくださいました。
鈴木副会長、大変ご多忙のところありがとうございました。


まずは講義からのスタートです。


さて、今回の内容ですが、これまで何度もベーシックセミナーは開催されておりますが、今まで行われたベーシックセミナーの中で一番の難症例となります。


皆さん、大変真剣な表情で講義に臨まれています。


実習に関しましても聞き逃しがないようによく観察されておりました。


設計、ブロックアウト、大変重要な工程でありこの工程をおろそかにしてしまうと後々取り返しのつかないことになってしまいます。マイクロスコープを使いシビアな作業が続きます。


今回のセミナー内容を全て自分の物にしてくださいね。


さて、初日のセミナーが終了しお待ちかねの懇親会となります。
コロナの期間中は懇親会に関しても開催できなかった為、久しぶりの実習生の皆さんとの懇親会となります。今まで懇親会を出来なかった分喜びが大きく感じます。


久々のジャンボエビフライも堪能致しました。この味はすなおやさんでなければ味わうことはできません。
皆様も是非‼


セミナー2日目スタートです。耐火模型製作から始まりました。




今回、コンプレッサーの圧が足らず単独コンプレッサー出動によりピンチを乗り越えました。


ワックスアップのデモ風景です。今回もモニターを使用してのデモを行いました。コロナは落ち着きを見せ始めていますが、注意できるところはしっかりと注意しなければなりません。


宿題のワックスアップの時に困らないように聞き逃しがないよう注意してくださいね。


今回の症例のワックスアップです。大変複雑なワックスアップとなり、宿題がかなり大変そうですが貴重な経験です。妥協することなく自分の納得のいくものを製作してください。

それでは、また来月のセミナーにてお会いできることを楽しみにしております。
皆様、お疲れさまでした。



株式会社GC創業100周年記念 第5回国際歯科シンポジウム

2022年05月15日 | 情報共有・近況報告
拝啓 薄暑の候、皆様におかれましてはますますのご健勝のことお慶び申し上げます。
 2022年4月16日・17日、東京国際フォーラムにて株式会社GC創業100周年記念第5回国際歯科シンポジウムが行われました。
 当会主幹の奥森健史先生が、17日にザ・コラボレーション コンプリートデンチャー×パーシャルデンチャーのセッションに愛知県名古屋市カメリア歯科矯正クリニック、池村仁克先生とご登壇されました。
 欠損歯列の着目点〜パーシャルデンチャーを用いた欠損補綴を成功に導くために〜の演題の下、欠損が起こってからの歯列の問題をどこまで戻してから、義歯の補綴設計をスタートさせるべきなのか?また、動揺歯の動きをとめる設計など、さまざまな臨床ケースや動画また、図解などを駆使し、チェアサイド・ラボサイドで治療のゴールを一致させる事その為の各ステップの説明を丁寧に説明されました。


 ※ 写真は、株式会社GCさんの島田大武氏のお力添えにより、提供していただきました。
この場をお借りしまして、御礼申し上げます。

DENTALEAD WEB SEMINER 2022 のお知らせ

2022年03月18日 | 各種講演情報
春寒も緩みはじめ、ようやく過ごしやすい気候になってまいりました。会員の皆様におかれましてはお元気でご活躍のことと存じます。
さて、2022年4月2日13:00~15:00に奥森主幹によりますDENTALEAD WEB SEMINER2022が開催されます。前回はサベイドクラウンの内容にてご講演予定でしたが、今回はプロソデザイン~各構成要素を理解すれば設計できる!!~と題されましてご講演予定です。



今回の内容におかれましては、設計の基礎、設計の注意点、補綴設計から模型の設計へ、チェアサイドにお願いしたいこと、以上の内容にてご説明していただきます。我々も日々の臨床作業においていろいろな設計についての疑問点やチェアサイドとラボサイドの治療計画の共有方法など、なかなかうまくいかないこともあるかと思います。今回のセミナーはそのような疑問や問題点の解決に力を発揮してくれるのではないかと思います。前回に引き続き今回もセミナー受講料は無料となっております。皆様のご参加をよろしくお願い致します。

お申し込み方法




大阪府歯科技工士会主催 匠の技を見る ONLINE SEMMINERのご案内

2022年03月13日 | 各種講演情報
拝啓 軽暖の候、会員の皆様におかれましては益々健勝のこととお慶び申し上げます
 さて今回は、2022年4月10日10:00~11:00に大阪府歯科技工士会主催にて開催されますオンラインセミナーのご案内をさせて頂きます。
 今回「Denture Treatmentの流れ」との演題にてK.S.I.役員の今西秀郷先生が御登壇予定です。今回もコロナ禍の影響がありオンラインでの開催となり100名の方は参加費無料との事です。なお、今回のご講演は2022年4月28日20時よりアーカイブ配信も行われ、こちらも100名限定、歯科技工士会未入会の方もご視聴頂けるそうです。是非お早めのお申し込みをお願い致します。



お申し込み先




日技生涯研修 北東支部学術講演会 開催

2022年03月02日 | 各種講演情報
2022年2月27日(日)大阪府歯科技工士会主催により小山会長ご講演の北東支部学術講演会がオンラインにより開催されました。


まだまだコロナウイルスの影響が大きく対面でのセミナーは難しいとの事でしたがオンラインでの開催という事もあり遠方の方でも参加することが容易であり大変ありがたく思います。
 さて、その内容ですが定められた条件下で求められるデンチャーデザインとラボワークとの演題により、昨年のQDTマスターピースに小山会長が掲載されました症例に関して詳しくご説明して頂きました。まずはCASE1ですがクリアランスが少ないインプラントオーバーデンチャーに対する対応法、マスターピース掲載時にも見られたと思いますがドルダーバーを使用したケースにおいて極めてクリアランスが少なく人工歯のマテリアルスペースがないという症例です。その症例に対しての対応法や製作過程での注意点、バイト採取時の注意点など経験がなくてはミスをしてしまいそうな注意点を細かくご説明していただきました。また、考え抜かれたパーシャルデンチャーにおいての次の一手の重要性に関してもご説明頂き設計の奥深さを今一度考え直すきっかけとなりました。
 次にCASE2ですが上顎CSC、下顎RPDという症例です。上顎におけるデントフェイシャルエステチックにのっとった顔貌からの前歯部の位置の決定法やクラウンテクニシャンとの連携の重要性、プロビジョナルでの経過観察時のポイント、プロビからファイナルへの移行手順、さらにマウント時の注意点などご説明していただき日ごろの臨床で自分が注意するべきポイントが大変よくわかりました。今回のCASE2において、以前より軸壁の重要性に関しては何度もご指導していただいておりますが、今回の下顎RPDにおける軸壁のとり方は日ごろ臨床作業を行う上ではなかなか想像もつかない設計をされていて大変、勉強になり、また一つ自分引き出しが増えたように感じました。
 今回の講演会ですが60名近くの方が参加されており90分という短い時間でしたが、パーシャルデンチャー製作におけるポイント、チェアサイドやクラウンテクニシャンとの連携の重要性に関し大変内容の濃いご講演でした。今回、教えて頂いた内容を無駄にすることなく今後も精進してまいろうと思います。
最後になりましたが、小山会長、ご多忙の中大変貴重なご講演ありがとうございました。

歯科技工士スタディーグループ K.S.I. WEBサイト