゛まるかん人゛プラトーク

元気とキレイを追求すると、人生は楽しく過ごすことと・・・!?

“青空”温室栽培に活路求め

2009-05-20 15:48:06 | ほっかいどう関連情報

100_7147 温室に、柔らかな日差しが注ぎ、緑や紫の野菜がすくすく育つ。札幌市東区の農園「アド・ワン丘珠農場」の栽培責任者、宮本有也さん(31)は「ようやく売れる野菜が作れるようになった」と、目を細めた。宮本さんは札幌の温室建設会社の二代目。建設現場は大好きだったが、「農業には全く興味か゛なかった」という。ただ、不景気の中で、「温室の需要を伸ばすため、新しい農業モデルを作りたい」と、自ら温室での野菜栽培に挑んだ。昨年6月、東区丘珠町に4千平方㍍の温室を建てた。透明度の高いフッ素樹脂製のフィルムで屋根を覆い、温度や水分の管理はコンピュ-タ-が担う新施設た。「やる以上は無農薬・有機農法で」と意気込んだ。甘かった。アブラムシの食害で、作物がほぼ全滅することもあった。専門家を招き、試行錯誤を重ねた。蒸気で土を殺菌し、すぐに有機肥料を混ぜ、栄養分が豊かな土をつくる。もちろん、害虫が入らないよう細心の注意を払った。水菜やリ-フレタスなどのベビ-リ-フ、ルッコラなどハ-フ゛計25種類を無農薬で手がけ、軌道に乗ってきた。温室ではぐくだ野菜は濃厚な味と香りが特長で、鮮度も落ちにくい。値段が3割高くても、札幌の有名ホテルから注文が来るまでになった。宮本さんは技術を学びたい人がいれば教えるつもり。「消費者の1人として安全・安心の農業が広がってほしい」と願うからだ。

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