のこ切りの使い方を初めて知りました
我が家に、何十年ぶりに長椅子が届きました。使い古した愛着のある物との交換です。
だが、同じ場所に納まったのに何か違和感があります。
しばらくの間、観察して気づいたのは高さが合わないのです。
高さ調節に、二つのうちの一つを選択するようには成っています。
だが、一つは低すぎもう一つは高すぎます。切断する以外有りません。
ホ－ムセンタ－は購入した木片のカットしか引き受けていません。
残る方法は自分でカットです。細心の注意でカットの高さを確認し、両刃付きののこぎりを用意しました。片方は目が細かく、正確にカットするには最適に見えます。前に糸鋸で細かい細工に重宝したことが思い起こされました。そんな記憶もあって、細かいほうの刃を選択しました。しばらく使用してみました。刃が進んでいきませんし手元がぶれて綺麗な仕上がりは期待できません。
急ぎ、固定するD型の金具を購入しました。意外と安く販売しています。しっかりと準備を整えて本格的に作業を開始しました。だが、一向に刃が進みません。四本カットするのに費やす時間を考慮すると気がめいります。突然、まさ目という言葉が浮かんで来ました。この場合、目の粗いほうを選択することが正しいことに気が付きました。恐る恐る刃を変えて、再挑戦です。ご存知の方は結果を想像できるはずです。あっという間に四本ともカット完了です。不確実な、目の前の現象だけで物事の処理にあたる不合理を改めて認識した一日でした。
