小説「新・人間革命」
【「聖教新聞」 2013年 (平成25年)12月28日(土)より転載】
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若芽58(12/28)
東京創価小学校の校長・新木高志から、巣立っていく卒業生の同窓会に名前をつけてほしいと要請された山本伸一は、「創栄会」と命名した。そこには、創価教育の栄光を担って立つ逸材の集いとの意義が込められていた。
第一期卒業生の中学進学の年となった一九八二年(昭和五十七年)四月、創価中学・高校は、男子校から男女共学となって、新しい出発を期した。
一方、関西には、この年、大阪府枚方市に関西創価小学校が開校している。
また、交野市の創価女子中学・高校も、関西創価中学・高校と校名を変更するとともに、男女生徒を受け入れることになった。
創価一貫教育は、万全な体制を整え、二十一世紀に向かって、大きく翼を広げたのだ。
羽ばたけ!
創価の学舎に集いし鳳雛たちよ!
君らこそ、わが命なり。わが希望なり。
君たちの故郷は「地球」。
国籍は「世界」。民族は「人間」だ。
天空を突き抜ける
気高き「志」をいだき、
眼前の課題に
忍耐強く、情熱を燃え上がらせ、
喜々として挑む、負けじ魂の君たちよ!
努力なくして大成はない。
苦闘なくして勝利はない。
未来は君の腕にある。
猜疑と憎悪に分断された人の心を結び、
笑みの花咲く平和の沃野を、
断じて、断じて、開きゆくのだ。
私は嬉しい。
君たちがいるから。
私は楽しい。
君たちがいるから。
私は幸せである。
君たちがいるから。 (この章終わり)
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