和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

北斗七星

2009年12月22日 09時22分44秒 | 北斗七星
   ※ 北斗七星 ※

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ー2009/12/22(火)ー
   公明新聞より転載 


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 鳩山由紀夫首相が「最後は私が決めます」と大見えを切った沖縄の米軍普天間基地移設問題は、迷走を重ねた末に結論が先送りされた。メディアから「決めないことを決めた」と揶揄されている。

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 財政政策も同様で、中長期的な財政健全化の道筋が一向に見えない。来年度予算については、新規国債の発行額を「約44兆円以内に抑える」と決めたものの、早くも空手形に終わりそうな気配だ。やはり、骨太な赤字抑政策を明確にすべきである。

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 例えば、国の財政状況を示すプライマリーバランス(基礎的財政収支)について、小泉政権は「2011年度黒字化」を掲げ、世界同時不況に見舞われた麻生政権でさえ「5年以内の赤字半減」を明示した。

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しかし現政権は、こうした財政再建策を先送りしている。このまま国の借金が膨らみ続ければ、将来の大増税は避けられない。この夏、「借金と負担増での財政運営」と当時の与党を批判した鳩山首相の言葉が、自分の身に降りかかろうとしている。

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先送りが許されない予算編成でも迷走が続く鳩山政権。各省庁の職員は28日の「御用納め」以降も出勤を余儀なくされそうだ。しかし、彼らの残業手当や休日手当は国民の税金で賄われている。首相の「先送り」は、国民負担を増やすばかりだ。
                   (幸)

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