和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

薫 風(三)新・人間革命

2012年01月31日 08時49分01秒 | 今日の俳句
   新・人間革命

【「聖教新聞」平成24年1月31日(火)より転載】
http://m.seikyoonline.jp/


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薫風3(1/31)
 安宅清元は、再び司会として、全身の力を振り絞る思いで、次の登壇者を紹介した。

 山本伸一は、黙って頷きながら、安宅に視線を注いでいた。

 本部幹部会が終わると、安宅は、伸一に手紙を書いた。自分の失態を詫び、「必ず、日本一の司会ができるように、頑張ってまいります」と、決意を認めたのである。

 伸一は、彼の青年らしい、その前向きな心意気が嬉しかった。

 人には、必ず失敗があるものだ。失敗は、恥ではない。そのことで落ち込んでしまい、くよくよして、力を発揮できない弱さこそが恥なのだ。また、同じ失敗を繰り返すことが恥なのだ。失敗があったら、深く反省し、そこから何かを学ぶことだ。そして、二度と同じ過ちを繰り返さないことだ。さらに、それをハ゛ネにして、大きな成長を遂げていくのだ。その時、失敗は財産に変わるのである。

 九州にゆかりの作家・長与善郎は、小説の登場人物に、青年への期待を語らせている。

 「自分の信ずるとおりに大きく歩きぬいて、次のいい時代の先駆者になり、人類の柱になってほしく思う」(注)と。

 それは、伸一の思いでもあった。
 北九州文化会館の懇談で、伸一は、安宅をはじめ、青年たちに言った。

 「今日は、司会について語っておきます。

 司会者は『会の進行を司る人』なんだから、会合を行ううえで、極めて重要な役割を担っているんです。会合の成否は、司会によって決まる部分が大きい。

 したがって、司会者は、〝自分が、この会合の一切の責任をもつのだ〟〝自分の一声で、会場の空気を一変させ、求道と歓喜の、仏法の会座へと転ずるのだ〟という決意がなくてはならない。私も、そうしてきました」

 伸一は、青年時代、さまざまな会合の司会を担当してきた。なかでも、彼にとって忘れ得ぬ司会となったのが、一九五五年(昭和三十年)三月十一日、北海道・小樽市公会堂で行われた「小樽問答」であった。

◎(注) 長与善郎著『竹沢先生という人』岩波書店


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冬銀河/No.816・2012年(平成24年)1月31日(火)

2012年01月31日 06時26分26秒 | 今日の俳句
冬銀河/No.816・2012年(平成24年)1月31日(火)


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■ 生命保険の日。
生命保険のトップセールスマンの集りであるMDRT日本会が制定。
1882(明治15)年1月31日、生命保険の受取人第一号が現れたことが報じられた。1月20日に心臓病で急死した警部長で、支払われた保険金は1000円、当人が払った保険料は30円だった。
■ 愛妻家の日
日本愛妻家協会が制定。
1月の1をIに見立て、「あい(I)さい(31)」の語呂合わせから。
■ 防災農地の日。
農地を災害時に活用する取り組みを行う大阪府防災農地推進連絡会が制定。
「ぼう(棒=1)さ(3)い(1)」の語呂合せと、同連絡会が発足した日であることから防災農地の日とした。
■ 五つ子誕生の日。
1976(昭和51)年1月31日、鹿児島市立病院で日本初の五つ子が誕生した。
■ 晦日正月,晦日節、正月最後の日。
この日に、松の内に年始回りをしなかった家を訪ねる地方もある。


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    今朝の一句
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 火のように泣きたし吾も冬銀河
    岸本マチ子


 オカリナの音冴え冴えと冬銀河
    森山のりこ


 冬銀河とほき戦死に苔の墓
    中山 純子


※ 冬銀河→天の川・銀河(秋)

単に銀河(天の川)と言えば秋の季語であるが、冬の冴え渡った空の銀河も、「冬銀河」という季語で俳句に詠まれる。
細かい星々の密度が濃くなる秋の銀河に比べ、白い帯状の光は弱まるが、銀河とその周辺に見られる明るい星(一等星や二等星)の数は、冬の方がはるかに多い。
なお、銀河(天の川)とは、渦巻き状の銀河系の縁のあたりに位置する地球(太陽系)から見た、銀河系の中心(星の密集する部分)である。
「ネット『季語随筆』より転載」


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  わが友に贈る/寸鉄


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【「聖教新聞」平成24年1月31日(火)より転載
http://m.seikyoonline.jp/


   ☆☆※☆☆※
   わが友に贈る
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 自ら掲げた目標へ

 努力と挑戦を貫け!

 「冬は必ず春となる」

 たゆまぬ持続こそ

 すべての勝利の源だ!


   ☆1月31日☆


   ☆☆※☆☆※
    【寸 鉄】
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中国・貴州大学に池田研究所。「人間福祉の向上へ池田先生の哲学が必要」



途中で止まるな、信心で最後まで戦い進めー恩師。青年は不屈の挑戦王たれ



「今日蓮が唱(となう)る所の題目は前代に異(ことな)り自行化他」縁する友に歓喜を伝えよ



会合終了は時間厳守を。事前の準備で価値的に。「会合革命」で新たな前進



火災は絶対に起こすな。ストーブなど完全消火を、必ず確認。小事が大事だ


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