和井弘希の蘇生

桂信子先生に師事。昭和45年「草苑」同人参加。現在「里」同人「迅雷句会」参加

共 戦(四十六)新・人間革命

2012年01月09日 08時44分35秒 | 今日の俳句
  新・人間革命

【「聖教新聞」平成24年1月9日(月)より転載】
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共戦46(1/9)
 山本伸一は、山口文化会館の開館記念勤行会のあと、山口大学の大学会メンバーとの懇談会に参加し、夕刻、車で外出した。

 山口県の幹部から、地元の誇りでもある菜香亭を、一度、訪問してほしいと言われていたのである。

 菜香亭は、明治の創業以来、百年以上の伝統をもつ料理屋である。名づけ親の井上馨をはじめ、木戸孝允や伊藤博文、山県有朋といった明治の元勲も足跡をとどめている。

 そして、ここの調理師の一人が、学会員であるというのだ。伸一は、その調理師の壮年を励ましたかった。また、文化会館の管理者など、陰の力となって会館を支えてくれている人たちを慰労するため、菜香亭で一緒に食事をすることにしたのである。

 菜香亭の建物は、明治初期の建築で、太い柱と高い天井が威風を放ち、磨き込まれた長い廊下が伝統の輝きを感じさせた。部屋には、元勲らの書を収めた扁額があった。

 伸一は、庭の青葉を眺めながら、この五月が、木戸孝允の没後百年であることを思い起こした。木戸は、吉田松陰に師事し、師の志を継いで明治維新を成し遂げた一人である。

 伸一の脳裏には、戸田城聖と、松陰について語り合ったことが、懐かしく蘇った。 戸田は、よく、「一人の松陰、死して、多くの松陰をつくったのだ」と語っていた。

 松陰は、刑死の数日前、弟子たちへの手紙で、自分の死を悲しむなと訴え、「我れを知るは吾が志を張りて之れを大にするに如かざるなり」(注=2面)と記している。

 私の心を知るということは、私と同じ志を掲げて、さらに、それを大きく実現していくことであると述べているのだ。彼の弟子たちは、この師の期待を、裏切らなかった。

 学会も、伸一をはじめとする弟子たちが、広宣流布という戸田城聖の志を受け継ぎ、実現してきたからこそ、大いなる発展があった。

 伸一は今、自分の志を受け継ぐ真の弟子たちが、この山口の天地から陸続と育ってほしいと、心の底から思い、願うのであった。


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寒木瓜/No.794・2012年(平成24年)1月9日(月)

2012年01月09日 06時33分08秒 | 今日の俳句
寒木瓜/No.794・2012年(平成24年)1月9日(月)


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■ 成人の日。※1月第2月曜日(2006年、2012年、2017年など)

宵戎。
 十日戎の前日。

■ クイズの日、とんちの日。
 とんちで有名な一休さん(一休宗純)から、「いっ(1)きゅう(9)」の語呂合せ。

■ 風邪の日。
 寛政7年旧暦1月9日、横綱谷風梶之助が風邪(インフルエンザ)で亡くなったことに因む。


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    今朝の一句
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 寒木瓜の吹きさらされつ色深む
    久保みどり


 寒木瓜や外は月夜ときくばかり
    増田 龍雨


 寒木瓜や紬織場は中二階
    吉田まつを


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わが友に贈る/寸鉄

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【「聖教新聞」平成24年1月9日(月)より転載】
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   わが友に贈る
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 祈りとして

 叶わざるなしの妙法だ。

 我らの題目の声は

 大宇宙をも動かす。

 何があっても前へ!


   ☆1月9日☆


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    【寸 鉄】
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会長(SGI)は、一人一人の無限の力を引き出す指導者ー博士(スペイン)。青年育成の大偉業

きょう「成人の日」。名誉会長が若き友に贈る連載開始。尊き青春道を歩め

「信仰より強い力はないのである」文豪(ゴーゴリ)。我らは広布の勇者。胸張り前進

物より心の豊かさ重視する人が増加ー調査。信心で磨いた「心の財」は不滅

交通事故死者、11年連続減るも高齢者が半数以上絶対無事故へ油断を排せ


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