三連休の初日。山口県の強豪クラブチームと広島県のクラブチームとのトレーニングマッチが催された。
第一試合。山口県の強豪クラブチームとのマッチ。参加メンバーは?
ナショナルトレセンの選手を含めたベストメンバーのよう。その選手は「コウスケたちのチームが相手だから、ベストメンバーで臨んだ。」とのこと。
リスペクトを感じた。
さすがに、上手くて、速くて、強い。前半戦を0-3でリードされて折り返し。
前半控えに廻っていたコウスケたちは後半からプレー。2点返したが、同点までには追いつけず。
この中で、コウスケはアクシデントに見舞われていた。前日の練習の終了間際に痛めていた左足に激痛が走った。頑張って走ったが、自分で『無理』と判断。コーチに交代を申し出た。自分から『交代』を申し出ることが、是か非かは意見が分かれると思うが、オヤジは”是”であると感じた。理由はいろいろあるが、一番大切なのは、”走れないコウスケがチームメイトにかける迷惑を防ぐ”ことだと思った。
この日の全日程が終わるまで帯同するつもりだったが、コーチはコウスケに医者の診断を受けるようにと、途中退去を薦めていただいた。
チームメイトや相手のチームの選手たちから心配され、左足を引きずりながら、グランドを後にした。
そのまま、掛かりつけの医院で診断。
診断後”松葉杖”で帰宅。
”骨には異常なし”。この松葉杖は、文字通りの”転ばぬ先の杖”。痛めた左足を少しでも休ませるための、最善の方策である。
安静とアイシングで回復を待つこととなった。一安心。
本当のところ、松葉杖は必要ないのだが、一刻も早く治したいコウスケが、自ら、松葉杖を選択した。ここで無理するより、来週のJリーグ公式戦サザンクロスや県トレセン練習会に挑めるように、”我慢”を選択した。
コウスケ、”暫く体を休めなさい”サッカーの神様からのお告げ”だよ。
サッカーの神様が、自分の中で、バランスを取り直す時間をプレゼントしてくれたんだよ。
それと、とても大事なことを教えてくださったんだよ。
掛かりつけの先生の診断の第一声。「どうして、ケガした時、すぐに来なかったのか。ボクはその日は夜9時30分まで、ここにいたよ。せめて、電話して、どうしたらいいか指示を仰ぎなさい。」ありがたい、お言葉だった。
やっぱり、今回のケガは、『サッカーの神様からのプレゼント』だったんだよ。
それと、相手チームの選手から、面白い話も聞いて帰ったようだ。
その話の内容は、オヤジにとっても、結構、興味深いものだった。