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アイドル雑記帳 山口百恵「いい日旅立ち」

2007-04-16 23:59:02 | アイドル


山口百恵「いい日旅立ち」(1978)

この曲を知らない人ってどれくらいいるんでしょうか?あまりにも有名な、百恵さんデビュー6年目、通産26曲目のシングルである。とはいえ、当時まだ19歳!大人っぽいです!しかも歌もうまいし、曲も詞もジーンと来ます。
ちなみに、作詞作曲は谷村新司です。あの方も、心を打つメロディメーカーとしては、日本屈指の作曲家です。
♪あ~日本のどこかに 私を待ってる人がいる いい日 旅立ち 夕焼けをさがしに
母の背中で聞いた歌を道連れに・・・
♪いい日 旅立ち 幸福をさがしに 子供の頃に歌った歌を道連れに・・・
当時の百恵さんを、単なる一アイドルとして語るには、あまりにも存在が大きすぎますが、この曲は日本アイドル歌謡における最高傑作といってもいいのではないかと思います。かならずや、後世まで歌い継がれる名曲だと思います。
ジーンと来る曲という意味では、さだまさし作の「秋桜」もありますが、百恵さんのすごいところは、こういう情感豊かな歌をしっとり歌うかと思いきや、「プレイバック Part2」、「絶体絶命」みたいな、チョイ悪女風の曲も、雰囲気満々に歌うところですね。特に「プレイバック Part2」は、当時はかなり物議をかもしましてたのを覚えてます。
特に、百恵さんは低い声に凄みがあって、渋いです。
「プレイバック・・・」の♪坊やいったい何を教わってきたの、とか
「絶体絶命」の♪bye bye bye bye やってられないわ
とかいうところは、ビリビリ来ます。
百恵さんはデビューから8年後の1980年、結婚とともに引退。そうそう、引退コンサートでマイクをステージに置くシーンがあまりにも有名です。32曲ものシングルを次々とヒットさせた百恵さんだったからこそ、似合うシーンですけどね。で、引退後、完全に芸能界とは縁を切ってるところも、すごいといえばすごいです。(そう思うと、意識したかどうかは別として、80年代に現れたもう一人のスーパーアイドル松田聖子は、百恵さんと全く対照的な生き方をしてることになりますね。)
山口百恵、アイドルの枠では語りきれない,伝説のアイドルです。


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