2017/01/24 (火曜日) 晴れ 北風が吹いて寒い一日
μPC1676Gを使った広帯域アンプを工作した。
増幅度を欲張って2段増幅にしたが、ちょっと動作が神経質そうな感じだ。
これを超再生受信機の高周波増幅に使うには問題があるかもしれない。
そこで細切れランド切貼り方式で1段アンプを作ってみた。
ICやチップコンデンサの小さな部品を取り付けるには細切れランド切貼り方式は難しかった。
壊したチップコンデンサは5個以上・・・
段差のある細切れランドに押さえつけて半田付けしたらすぐ割れてしまった。
ICもピンセットで挟み損ねて跳ね飛ばして無くしてしまった。
悪戦苦闘の末、出来上がった1段増幅アンプ。(下のもの)
完成は翌日(25日)になってしまった。
オシロ(高入力インピーダンス)による波形観測での増幅度確認。 一応、150MHz付近で14.8倍だ。
NWT-150スイーパーで50KHz~300MHzをスイープしてみた。
そのグラフはこんなものでした。
-40dB ATTを挿入してスイープしたグラフを基準にすると、1段アンプのゲインは20dBぐらいだ。
オシロ波形観測結果ともほぼ一致している。
余談ですが、NWT-150の測定結果をグラフ表示するのには「Graph Manager」の機能を使うと便利です。
今までこの機能の使い方が判らず不便をしていましたが、この機能を使うと別々に測定した結果を一つのグラフ上に
表すことができて便利です。
この例では4つのスイープ結果を一つのグラフ上に表示しています。
(凡例とか文字は書き込めません。 文字の書き込みは他の方法で行います。)
さぁ、次はこのアンプを実際に使ってみなくては・・・・・