2015/01/12 (月曜日) 晴れ
ジャンク箱の中から見つけたコアで包まれたトランスみたいなものが何やら珍しくて
つい、工作のテーマにしてしまったが、どうやらインバーターらしい動作でDC5Vを
300V以上に昇圧できるようになった。
回路はブレッドボードに組んだのでいずれは分解してしまう運命にあるのだが、
ちょっともったいない気がする。
そこでまたまたジャンク箱をかき回したら小さな穴開き基板があった。
何かの実験に使ったらしく、ところどころでランドが剥がれていてちょっと使い難いけれど
このインバーターを組上げるのには調度良い感じだ。
早速、工作を始めた。
↓ ジャンク基板から外したコアーに包まれたトランス?。 一次コイルを太いエナメル線で巻き変えた。
↓ そのトランスを使ってDC5V電源でニキシー管を点灯する実験をしてみた。
何とか使い物なるようになったが、ブレッドボードに組上げたままでは、いずれ分解することになる。
↓ ジャンク箱にあった小さな基板に組み立て直した。
↓ ぶっつけ本番で組立てていく。 部品が乗り切らなくなって何度も組立てなおした。
↓ やっと組立終わった。 出力電圧の確認中。
↓ 無負荷ではDC350V近くが出る。 入力電流は150mAだ。
↓ トランスはタイマーIC(NE555)の発振回路で作った方形波で駆動する。
↓ 周波数は約2KHzだ。 源波形をD-F/Fをかませてデューティ比50%にしてある。
↓ 組みあがったインバーター。 サイズは7cmX5.5cmと小型にできた。
↓ ニキシー管を点灯させてみた。
↓ かなり明るく点灯できる。 “5”の表示は一番し難いのであるが、全体がくっきり出ているからOKだろう。
でも、3桁分しか表示させていないから何ともいえない・・・ (手持ちはこれだけしかありませんので)
↓ 完成したニキシー管点灯用高圧電源。
ブレッドボードで実験していた回路はもう少し性能が良かったような気がする。
まぁ、大体いつもオイらの工作は、「前の方が良かった・・・」と思ってしまうんだから仕方がない。
いつか時計を作り直す機会があったらこの高圧電源を使ってみよう。