千鳥足こと博多のおいしゃんの独り言

古事記に思うおいしゃん的心・・・・・完

スサノオとその子孫「大国主命」により地上界に
良い国が出来あがったとば見て
アマテラスはその国の統治ば大国主命から
取り上げろうと考えました。


ここで一旦整理しとかないけまっせんやね。
あくまで神話は人間様がこしらえた物語で
神様の悪行もみな作り話です。
人間が作った話やけん人間っぽいとは
当たり前です。

この辺は天皇の祖先がスサノオであったら困るとです。
なら最初から天皇さんの祖先が来て国造りばしたて
言う神話にしとけば良かったろうに・・て
思いますバッテン

ここに歴史の事実があってヤマトより先に
栄えた民族「出雲」が存在しとったとですね。

それば否定してヤマトが日本の始まりば築いて
天皇の始まり・・て話ばもって行かなならんかったとです。

一旦出雲からヤマトの祖先に譲って貰わな
いかんかったとですね。


長男の「アメノホシオミ」ば降臨させろうとしたばってん
アメノホシオミは途中で無秩序な地上界ば見て
怖気ばなして帰って来ます。

次に次男のアメノホヒば任命して送り込みますばったんがクサ
住み心地の良かったとか3年たっても帰って来ん。

次のアメワカヒコに至っては大国主命の娘
シタテルヒメと結婚して帰って来ん。
天上界から放たれた矢で殺されてしまいます。

とうとう最終兵器て言うか凄いとば送り出します。
雷神、剣神のタケミカヅチ

出雲の「稲佐の浜」に剣ば突き刺しその上に
胡坐ばかいて座り
「国ば譲らんかい」と大国主に凄みます。

スサノオから任命された大国主命ば自分が手放すことは
出来んけん子供に意見ば求めます。

息子のコトシロヌシははむかうことなく承諾したバッテン

もうひとりの息子タケミナカタは
「タケミカヅチやら何がもんかい!」て

「俺の国さい来て何ばこそこそしようとかい」て
タケミカヅチに力比べば挑みますばってん

あっさり負け

無条件降伏と相成ったとです。


こののち瓊瓊杵(ニニギ)が高千穂の峰に天孫降臨し
木花咲耶姫と結婚しその子孫が神武天皇になります。

ここから神様や無うて人間になってくるとですね。

そげなとこに降りてこんでも最初からヤマトに
降りてきたら良かとい・・・て思わんですか?

これも先に栄えた先住民族ば打ち負かしながら(神武東征)
ヤマトで国ば作り上げるストーリーが必要やったけん

実際考古学では日本各地にヤマトより先に
「奴国」に代表されるごと先住民族が日本各地に
おったことが立証されとります。

ばってんあるとき急に日本の政治の中心がヤマト地方に
勃発したて思われる「纏向遺跡」の発見があったとです。

又大きく栄えた「邪馬台国」も謎のまま

古事記も誰かが真実ば知りながら天皇家のために歪曲しながら作った
お話ばってん真実の歴史もありながらのストーリーです。

分からんけん面白い・・・・
神=天皇て言う今に至る歴史は良くできたストーリーです。

世界に誇る日本独特の「神」

古事記のお話は
これにて「完」といたします。

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