ミニ山台完成 2013-05-15 20:57:20 | ミニ山笠作り 昨年10月から作り始めたミニ山笠・・ 完成しました。 昨夜、最後の棒締めして 引き上げ縄、鼻取りばピンセット片手に作りあげ 今夜、栞取り付けたあと 大黒流仕様に竹で胡瓜の桶取り付けました。 勉強になりました。
ヒヨカタ日記・・いかん忘れとう 2013-04-08 20:02:36 | ミニ山笠作り 昨年の10月、ミニ山笠の棒締めまで終えて油断しとったら わずか半年で忘れとう・・ 来週の棒締め前におさらいでやりよったら すったりやもん。 思い出し、思い出し再度やりましたやね。 最初の袴のところが上に行きすぎ・・ 最初のこの感覚はまだ分かりません。 三番棒、二番棒、一番棒と掛けて行って・・・ 一番棒は裏で交差して反対に鉢巻き巻いて、・・ 今週、毎晩やってみないかん・・ これができるともこの貴重なバイブルがあるけんです。 ミニ山作りよった時はとりあえず作り上げただけばってん 本物の山笠に携わってみてとても役にたつ門外不出のバイブルで後世に残さないけません。 ほんなごと「ヒヨカタ」のバイブルです。 昨日はこの部分ばしましたばってん ミニ山と本物は紐と藁縄の違いで手の感触もぜんぜん違います。 引き上げ縄、鼻どりもしたバッテン、ま~だま~だ戦力には程遠かです。 昨日、師匠が「来週までに棒締め覚えんね」て言われたばってんが そげなご無体な・・・ 男〆、縄留もまだまだ・・ その点、西方寺前町の「ミニ山笠師」はさすが ヒヨカタの経験ではまだまだ頭が上がりません。 実際の「八文字掛け」「棒締め」の締め加減も藁の結びも 師匠たちは簡単に言うばってんが経験積まな加減のわかりませんもんね。 練習用に師匠から藁縄貰うて来ときゃあ良かった・・(-.-)
棒〆終了 2012-10-29 17:06:52 | ミニ山笠作り 昨日は師匠に誘われ西戸崎のキャンプハウスにカヤックの舵の修理に行ってきた。 錆ついとった心棒が折れるアクシデントがあったばってん 代用品で何とか完成。 来年の夏はしっかり遊べるでしょう。 素晴らしい秋空ですばってんが風が強く波高しで試運転は見合わせ。 キャンプハウスに引っ越してきた師匠の息子一家の 孫1号から4号のお相手の一日やった。 孫と爺さんのスナップ・・・ 帰り際、対岸で黙々と上がる黒煙・・ 近づいたらどうも東浜辺りのごたあ。 師匠は運転の合間に撮影です。 帰りついて夕方から師匠が鍋の材料買うてやってきました。 K介と結婚式の打ち合わせに来る予定やった修は 師匠が来ることば聞いて急遽回避したようです。 仮棒〆のチェックして間違い指摘され何回か〆直し・・ そうこうしよったら修と打ち合わせ終わったK介が帰宅 一緒に山大工談議で「男〆」習い始めました。 師匠が帰った後久しぶりにK介と二人で飲んでいろいろ話こみました。 おかげで今朝は二日酔い気味です。 いろいろと美的な問題もあるようですが 一応、棒〆まで終了・・・・ 組み立て始めて三週間です。 これからは引き上げ縄やら鼻取りやら枝折の固定やら 指先のつるごたあイライラする細かな作業が続きます。 見かけだけや無くて本物の山作る上でちょっとした大事なポイントが 一杯あります。何のためにそげんせないかんか。 ちゃんと理由のあります。 さすが何十年も山大工やって培ってきた理論は凄いです。 ただの酔っ払い親父ではありません。 ミニ山完成が目的や無かけん何回もバラして ポイントばしっかり覚えないかんですね。 そのうち中洲出会い橋の上でK介の伴奏でキモサベ「オッペケペ」ば 歌いよるかもしれません。 K介と二人でそげな話しよりましたもん。
棒〆準備 2012-10-26 21:24:23 | ミニ山笠作り 夕方、流の「H町総代」のお通夜に参列し 今日は早めに帰ってきました。 棒の高さの調整です。 実際に一番棒と二番棒の「棒ぐり」の高さ計ってみたら やっぱり4mmほど一番棒の方が低っかですもん。 本物はベニヤばかますばってん竹ば薄ぅ削ってかましました。 それでもまだやけんちょっと厚めの竹細工してかましました。 それでもまだおんなし位の高さ。 もしかして・・て思うて二番棒ばグリッと回したら低うなった ばってんが今度は見送りが・・・・ 表だけもう一枚入れろうか? もう取締に集まってもろうて協議せないかんかいな 大黒流は棒の高さの調整やら棒の前後の出し入れやらの機密事項は 12ヶ町の取締の協議で決定しますとです。 とりあえず一番棒の鼻取りの金具ば仕上げました。 材料苦慮した結果、ホットボンドの円柱上の固形ボンド(グルースティック)が切りやすかけん 使ってみたら穴も開けやすうてgoodです。 こげん仕上がりました。 棒の前後がわかりすかごとテープ貼っとります。 明日は土曜日やけんゆっくり高さの調整ばして 早かとこ「棒〆」にかかりたいもんです。 銀杏の皮むきました。 美しかろ?
八文字完成やっと・・ 2012-10-22 18:08:56 | ミニ山笠作り 先日、間違いば指定され八文字全部ほどいてやり直し それでもやっと完成て思うたら、2本目3本目に間違いばまた見つけ 悲壮感漂う中やっと完成・・・・・・ したて思うたらガ~ン 1本だけ外通しとうやない・・・・ ばってん不幸中の幸い 最後の1本やったけん、男結び、縄留解いてやり直し 師匠、これでどげんでしょうか? 真上から見ても・・ ちゃんと中心も取れてガタつきもありまっせん。 おかげで縄留め、男結び何回もやり直して上手になりました。 ブログの写真見てすぐに間違い指摘するとはさすがプロの季節労働者。 今度はこのミニ山笠の材料に無か大黒流だけの部品「胡瓜の桶」 昨日切り出してきた竹ば加工して つくってんろうか?て思います。
八文字完成 2012-10-20 17:26:04 | ミニ山笠作り 一切ガタつき押し! 八文字完成しました。 奇麗に中心取れました。 愈々、「棒〆」作業に行く前に 鼻冠と胴金の色塗りと、鼻取りの金具付け作業です。 午後から2時間ばかり師匠と西戸崎のキャンピングハウスへ 壊れとうカヤックの舵の修繕。 部品が足らんで完成出来んやったばってんが 修理できる目途のつきました。
八文字掛け 2012-10-20 13:15:19 | ミニ山笠作り 八文字掛けの作業に入りました。 先に掛けとった縄に間違いの見つかったけん昨夜掛けなおし。 一本目、二本目と掛けて行くうちに先に掛けた縄が 邪魔ぃなり、上から掛ける縄がまっすぐに張れんごとなります。 そこで師匠の知恵・・・ 先に掛けた縄ば赤丸の縄で引っ張っといてまっすぐ掛けます。 実際にゃぁ山大工が台の中さい入って先に掛けた縄ば押しやって 掛けて行きますばってん、一人作業やけんやおいきまっせん。 縄留めやら男結びも手の入らんとこい 紐もこまかけん、結ぶとも大変です。 あと一本・・掛け終わって台のガタつきの無かったら正解です。 天気の良かけんカヤックの舵の修理に出かけてきます。
今日のミニ山笠 2012-10-12 21:20:40 | ミニ山笠作り 今日は九大で3:00から声帯の検査・・・ あいうえお~やらドレミファソラシド~♪やら 息の続くまで「あ~~~~~」て言わせられて 朗読までさせられました。 「音検」て言う検査・・ その次は「ストロボ」て言う検査、 喉に口からカメラ突っ込まれて声ば出すとば 高速カメラで撮影する検査。 声帯の動きがわかるげな それから延々と待たされて診察の終わったとは 営業時間が終わった後・・受付も締まっとった おいしゃんが診察、ドベやった。 どうやら心配しとった悪性の腫瘍では無いらしい。 ばってん映像ば見たげんたい声帯が固ぅなってちゃんと締まりよらん 咳でこうなったとでしょう・・ ならなんで咳の出ると?ていう話 「咳喘息」て言うとげな・・・ 吸入器貰うてきました。1か月毎日続けて来月また来なさい・・ 病院出る時はもう暗うなって結構冷え込んどりました。 腹へったけん三号線まで出て「かつや」でかつ丼(竹)ば食べて帰ってきました。 そげん美味いもんでもなかった・・ さてさて今日のミニ山笠・・・ ここの棒受け通すとこば本物のごと「竹」ば使おうか?て思いよったばってん 師匠の助言で「四つ編みが穴に通らんけん無理」て言うことで 紐だけで仕上げることにしました。 本物と違いミニは強度は必要やなかですけんね。 枝折の台受の区切り2か所つけ忘れとったと思いだして付けました。 今日は「方づえ」の部分の小縄巻き 手のもつれて往生します。 最後の部分はちゃんと縄留めします。 当番町若手はこの辺ちゃんと覚えとかな・・・・ この要領です。 次はタテヨコ丸束の部分がまだまだ残っとります。 結構せからしいか作業ばってんが おいしゃん性に合うとうとか?こげなコツコツ作業好きです。 動物占い・・狼ですけんが 本物は縄ばってん「ミニ」は指先だけの作業です。 作業のたんびに手洗うとば忘れんごとせな 出来上がりが汚うなります。 疲れたけんゆらりんから借りてきた「博多っ子純情」の続き読もう・・ 全巻読んだことのなかったけんゆらりんで仕事の合間に最初から読みよります。 初めて六平と類子が結ばれるとこ読んだやねえ・・ 六平、人形師やなくて「山大工」になりゃあよかったったい。 ばってん未だに山笠の中でも日の目のあたらん部分ですもんね~
しっかっり生きている 2012-10-11 12:22:04 | ミニ山笠作り ミニ山笠 方づえ、タテヨコ丸束やっと完成。 先に切りだしたヨコマル束の寸法が短すぎてやり直そうて思うたら 材料切れ・・・・ ホームセンターに行ったら3mm径が要るとい4mm径しかなかったけん 仕方なくやすりで削って細うして・・・ 枝折(しおり)の枠まで組み立て 枝折の組み立ては意外ときやすかです。 この枝折は杉壁(すいかべ)やら人形が乗る台になります。 11日の朝山後、杉壁ば引いたら台上がりはこの枝折に腰かけるごとなります。 このおしりの下が枝折の端っこになります。 「枝折」ば山台にしっかり固定しとかな 人形が何かにひっかかったり突風が吹いたげんたい 人形飾りは枝折ごと飛んでいきます。 どこちゃあ言わんばってが実際に飛んだことのあるゲナばい。 どげんやって固定するかはその作業の折に・・・ さて昨日は早良区方面で夜のお仕事・・・・ ほったらかしとった玄関先の花壇の雑草が しっかり花ばつけとりました。 伺ったU野さん宅・・・・・ 生まれたてで車に挟まれて右足無くしとった子猫ちゃんが しっかり大きくゅうなって元気に走りまわりよりました。 右後ろ足がありまっせんと・・・ 抱けて見つめよります。 寧々にもひけばとらん「べっぴんさん」です。 義母は昨夜は初めてのお泊まり保育 緊張して出かけたらしい。 風邪でダウンしとったごりょんも病院にかかってだいぶ元気になっとりました。 だいぶ普通に声が出るごとなったおいしゃんな 明日、九大で検査の日です。 また、鼻から喉まで器具いれられますやね。
くさび、コミ栓、方づえ、手ぇ切った・・ 2012-10-08 15:29:20 | ミニ山笠作り ミニ山笠・・・ 連休利用して一気に山台の組み立て目論んどったばってん あまりに細かい作業に結構時間のかかります。 こげな「コミ栓」やら「くさび」も一つずつ作らななりませんけん ついカッターでちょこっと手切りました。 大体の山台の形ができてこの前までの時点ではガタつきはありませんやった。 今日も「師匠」が心配して陣中見舞いに来てくれました。 て・・言うか、お昼に昨日の「水炊きカレー」食べに来てすぐに帰りました。 作業しやすかごとつけとった表、見送りの目印もはがしても良かごとなりました。 「への字」と「火打ち」舁き手が下敷きになってもこれだけ余裕があります。 「火打ち」のカーブが本物は大黒流と土居流では若干違います。 このキットは土居流仕様やけん流での違いもおいおい紹介していきます。 この部分ほんなもんの竹使うてみろうか?て思案中です。 二番棒と三番棒の「棒ぐり」 高さの違うとがわかりますでしょうか? 右側のタテの部分が表の「束」です。 大黒流は「棒ぐり」に柔らかい「松」ば用いとります。 棒〆のロープの」〆あとが残る位の柔らかさです。 700年ば超える歴史ある山笠ばってんがこの「山台」の設計図が一枚も無いとは・・ 今手にしとう「師匠」の設計図は貴重なものです。 部分によっての材質の違いも先人の知恵でしょうか? 「方づえ」は本物と違い作業上、先に小縄巻きます。 これ本物、この写真の一番左側の斜めに渡した棒です。 これ巻き終わり・・本物と同じ作業します。 指がつります・・・・ 今日は「方づえ」と「タテ丸束(つか)」の取り付けまで・・ 「タテ丸束」「ヨコマル束」の材料切りだしたところです。 この呼び方も山大工さんにより呼び方が」違います。 山台全体でタテの補強ば「束」て言うごたりますね。 今日までの完成図。 あと舁き棒付けるだけて思うでしょうばってん 当番町で経験したことのある人はわかりましょうが、ま~だ山台の命「八文字掛け」やら 恐怖の「小縄巻き」の作業が続きます。 山笠は実際にゃあ走るけんいろいろな補強が施してあります。 「舁き棒」はしっかり勢い水かけたらグッと締まるばってんが 「八文字」は極力水かけんごとしとかなゆるむばっかりです。 「棒〆」はまだまだ先のごたります。 「火打ち」つけた時点で台にガタつきの出てきましたばってん 師匠いわく「心配ない」・・・ 八文字掛けしながらガタつき修正していきます。 こげなミニでもちゃんと八文字が効くとですね。