古森病院@福岡市博多区 病院管理者のブログ

ベイサイドプレイス近隣にある長期滞在型病院です。投稿記事は管理者の独自見解であり、医療法人の見解ではありません。

出番がないことの多い医薬品 検査用品

2021-07-01 23:17:29 | 日記
古森病院@福岡市博多区です。

年に一回でも出番があるかないか
という医薬品、検査用品、機械類

期限が切れたり、壊れたりした時に
次に購入するか すこぶる迷います。

救急をやっていない当院ですが、
救急カートは各階に一台ずつはありますし、
当然ながら 中身も一通り 揃えています。
内視鏡処置がありますし、造影CTも行う以上
救急物品は置いておく必要があります。
幸いにして、出番があまりなく
期限が切れて 捨てるほうが多いですが、、。
管理人は数年前に 久しぶりに 入院患者さんに
気管内挿管をするはめになりましたが、その後は
該当者の方はおられません。

妊娠判定薬も非常にまれに使います。
吐き気の原因検索とか、腹痛の原因検索とか、
妊婦かもしれない人のレントゲン写真の撮影前とか。
もっとも最後の用法は自費になります。。

麻薬も該当する方が入院されたら使用しますが、
必ず余るため、次回 該当の方が入られるまで
麻薬金庫内で眠っています。
個人的には 早く末期心不全に適応通るといいなあ
と思っていますけど。

昔の遺物の検査で血沈という検査があり、
これがまたあまり使うことがないのですが、
非常にたまに使って 有益な情報をもたらしたりするので
もっと検査薬を小売りしてくれると良いのですが、
毎回 大半捨てながら 購入しています。今回も
買ってしまいました。

破傷風トキソイドワクチンも めったに使わないものの、
動物咬傷や野外で何かが刺さった場合
即座に打つ必要があるので、購入手続きを取りました。

当院の以前の理事長が心臓血管外科医だったため
除細動機が昔からあり、管理人が当院に来て 一度も
使ったことがなかったものの、当該除細動機が
耐用年数を遥かに越え 毎年毎年
どうしたものか 悩んだ挙げ句 また購入しました。
入院患者様に適応ある方はめったにおられず、
外来患者様や対職員向けでしょうか。

療養型病院にどこまで物品を置くべきか
非常に悩ましいですが、リスクマネージメント上
必要なものは 置くしかないかな
と、自分に言い聞かせる今日この頃です。。

https://komori-hp.cloud-line.com/

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 入院患者様の面会再開について。 | トップ | お薬のことを看護師さんたち... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事