やっぱりそばが好き!!【国産そば粉屋 内田商店】

常陸秋そばを中心とした国産そば粉・丸抜き専門店【国産そば粉屋 内田商店】店長日記 

うどんは値上げ?!

2007-08-28 23:08:30 | 手打ちうどん

今日は、かなり蒸し暑い一日。

朝一番に、町内の生産者が来て、あきたこまちの新米が出来たとのこと。

早速軽トラで、60本引き取りに行ってきました。

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新米は、やっぱりみずみずしい!

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コシヒカリの稲刈りも、少しですが始まったようです。今週末は多いでしょうね。

ただ天気予報が一週間ほどよくないので、天候に左右されそうです。

当店での新米販売は、コシヒカリから開始予定です!

夜は、昨日練っておいた地粉(1kg)でうどんを打ちました。

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今日は、なす、ねぎ、鶏肉、干し椎茸などを入れた南蛮風の温かい汁で、

みょうがをやくみにしました。ただ個人的にみょうがは、冷たい付け汁の方がいいですね。

この地粉100%のうどんは、ASWに比べると打つのが難しいけど、

これがうまくできれば、ASWを打つのがとても楽になるので、上達と地産地消も含めて

最近は、地粉でうどんを打つようにしています。

それと輸入小麦粉ですが、10月から10%程値上げのようですね。

今年の春にも小幅ですが上がっていますが、今回は大幅な値上げです。

うどん屋さんは、ほとんど外国産小麦を使用しているので、今回は値上げでしょうか?


「ユライ花」

2007-08-27 23:23:23 | 日記

先月奄美大島を訪れた際、親戚のお宅で、中孝介さんのアルバム、「ユライ花」

が流れていて、『いい歌だなぁ~!』と感激。

聞くと、中孝介さんは奄美大島出身とのこと。(知りませんでした・・・)

ヒット曲の、『花』はもちろん最高だけど、他にも『それぞれに』、『真昼の花火』、

『思いでのすぐそばで』などが特にお気に入り!

とても癒されるし、奄美のきれいな海が目に浮かんでくるよう!

最近、車の中ではこればっかり聴いてます。


新米シーズンを前に・・・

2007-08-26 22:58:28 | 日記

大利根町の田んぼも、ここにきてだいぶ黄金色になってきたようだ。

いよいよ新米まで、カウントダウン!

きっとコシヒカリや、夢ごこちも来週末には稲刈りが始まっているだろう。

新米シーズンを目前にしたこの時期は、毎年のことだが気持ちが高ぶり、楽しみ。

ただし、今年は米価の下落、販売低迷、高温障害などの不安がつきまとい、

例年以上にシビアになりそうで複雑な心境でもある。

当店事務所で、最近生産者とよく話しをするけれど、厳しい現状に嘆き節ばかり・・・。

そんなことは関係ないように、田んぼのイネは、どんどん成長し、収穫を待つばかり。

きっと生産者にとって、イネを育てて販売、出荷するということは、自分の子供達を

社会に送り出すような気持ちであろう。

期間は短いけれど、生産者が大事に手塩にかけたお米。

だからこそ出来上がったお米だけの判断だけでなく、ここに辿りつくまでの工程を

大事にしたお米を中心に扱っていきたいと思うし、消費者にもそれを伝えていきたいと。

だから当店では、食味計をフル活用!(来るシーズンに向けメーカーでメンテナンス中)

決して見た目だけがいいお米ではなく、さらにお米のおいしさを決める成分を調べ

納得のいったお米だけを販売いたします!

また新そばも楽しみですが、今年は茨城の一生産者より、常陸秋そばを、

昨年より大幅に分けてもらえることになったので、高品質なそばを安定供給できると

思います。

この生産者の青刈りした常陸秋そばの新そばは、緑がかって風味抜群。

実は私は新米より、この新そばが待ち遠しい(笑)。

そばは、北海道産と生産者限定の常陸秋そばを中心とした販売予定です。

現在は埼玉でも、年々休耕田でのそば栽培面積が拡大中。

ちょうど今、そばの種まきの時期です。

稲刈りが終わる頃には、真っ白なそば畑があちらこちらで見られるはず。

そうそう、北海道の幌加内は、今頃、丘陵地一面に、真っ白な花が咲いて

きれいだろうな・・・。

まもなく収穫の秋、楽しみです!


新米までもうすぐ!!

2007-08-20 21:01:49 | 日記

暑さも一息ついたと思ったら、またまた暑い!

今年は、残暑が今まで以上に厳しそう・・・・。

7月は、日照不足で生育が遅れ気味だったイネも、8月に入り大幅に回復し、

いよいよ19年産の新米まで、あと2週間余り!

配達で北川辺町まで行ったので、田んぼの様子を撮ってきました。

だいぶ黄ばんできましたね。

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早いところでは、今月末に稲刈りが始まるでしょう。

大利根町では、9月5日過ぎくらいからピークでしょうか。

あとは、台風が来ないのを祈るばかりですね。

今年は、有機肥料を100%使用した、こだわりのコシヒカリも販売予定です。

この生産者の田んぼは、完全有機肥料だけ使用して今年で3年目。

果たして食味がどの程度のものになるか?

ぜひお楽しみにお待ちください!


この暑さで新米の出来は?!

2007-08-16 21:43:37 | 日記

今日は熊谷で、日本新記録の40.9度を記録!

これってなんか微妙な気がするのですが(笑)・・・・・・。

でもこれだけの暑さで、新米の出来は一体どうなるのだろう?

何年か前に、全国的に高温障害が続いた年があったけど、

今年も早生品種は、高温障害の危険性が高いような・・・・。

コシヒカリがデビューしたのは、もう何十年も前になるし、きっとこれだけの暑さは

開発者はもちろん、コシヒカリ自身も『想定外』であると思う。

現在のお米市場は、コシヒカリが飽和状態で、北海道米や、各産地の安価な銘柄米が

人気になっている現状を考えると、今年のコシヒカリの品質・動向は、一つの大きな

転換期になると思う。

それでなくとも、昔のようにコシヒカリと、その他のお米の価格差が縮まっている現状の

中で、コシヒカリを作れば高く売れるという意識は、もう限界ではないだろうか?

需要と供給のバランスが一気に崩壊して、価格が暴落したもち米のように。

温暖化で、これからは今年のような暑さが標準になるかもしれない中、暑さ対策が

なされず、ただ同じようにコシヒカリを作り続けても、行く末は間違いなく厳しいはず。

今年の新米の動向は、この暑さの中での、各産地間の品質の差・見極めがまず、

大きなカギになると思います。

久し振りの、夢ごこちの田んぼです。

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こちらは、コシヒカリです。

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どちらも、9月10日頃までには新米販売開始予定です。

人間にとっても、イネにとっても過酷な夏ですね。


お盆には!

2007-08-10 01:37:29 | 手打そば

今月に入り暑い日が続いていますね。

連日の35℃以上の暑さは、さすがにキツイ!

お盆前のこの時期、お米関係はそれほど忙しくないのですが、我が田舎では、

お盆で人が集まると、手打うどん・そばを食べる家が多くなり、小麦粉・そば粉の製粉

関係は需要期で忙しくなります。

しかしこの暑さだと、そば粉のダメージを考えると、日中にそばの製粉をするわけにもい

かず、朝と夕方の少しでも涼しい時に集中して製粉しています。

玄ソバも低温倉庫できっちり保管。

この時期でも食味の劣化は、最低限に抑えられています。

ここ最近、北海道産そば粉のご注文を多く頂いていたので、自分でもそばを打って

味をチェックしました。

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そば粉はオホーツク産で、つなぎ2割の二八そば。

この時期は、打ち場も冷房が効いていないと汗ダクダク・・・・。

そばを食べる前に、冷たい缶ビールをグビグビとやっちゃいました。これがおいしい!

肝心の味は、風味・甘みもありおいしい!

天ぷらも季節の夏野菜、しそとたまねぎのかき揚げ、なす、かぼちゃ、にがうりなどを。

お盆に、親戚など多くの人が集まる場で、手打そば・うどんを振る舞って、喜んでもらう

というのもいいですね。


真夏の奄美大島紀行~番外編~

2007-08-08 23:19:35 | 旅行記

奄美空港から車で10分ほど走ると、『奄美パーク』があります。

ここは、奄美の自然、歴史、文化を写真や映像、展示で見ることができます。

また、50歳にして奄美大島に移り住んだ孤高の日本画家、『田中一村美術館』

もあります。奄美のサンゴ岩で作ったという建物は、とても美しく一際目を引きます。

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また奄美パークの中には、とても大きな『がじゃまるの木』があります。

建物とよくマッチしていて、とても美しい!

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それと奄美でよく見るソテツですが、食料不足の時は、食用として食べられていた

そうです。

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ソテツの頭に、オレンジの実があったんですね~!これは知らなかった・・・・。

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このようにして、実を割って食べたようです。味の方は・・・・?!おいしくないそうです。

こちらは、奄美の旧民家です。

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他にも奄美パークには、島を360度見渡せる展望台もあり、おすすめです。

南国らしい木々もいっぱい。

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奄美パークから車で15分ほど行くと有名な観光スポット、『ばしゃ山村』があります。

ホテル、レストラン、ビーチ、民族村などが併設されていてとても賑わっています。

こちらがホテル。

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奄美では、赤いハイビスカスもあちこちで見かけました。

またこんなバス停もありますよ~!『のんびり行こう~よ』・・・・て気になるなぁ。

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道路を挟んだ反対側には、民族村もあります。

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ここから名瀬方面に行くと、有名な『大島紬村』があります。

ここも庭園がきれいです。

真夏の奄美大島。

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奄美には温かい人達と、焼酎と、どこまでも青い海がある!

『のんびりいこうよ!』


真夏の奄美大島紀行~食編~

2007-08-06 22:35:11 | 旅行記

奄美大島でまず伝統的な郷土料理といったら、まずは『鶏飯』です。

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ご覧のような鶏肉、錦糸玉子、しいたけ、パパイヤの漬物、タンカン(柑橘類)の千皮、

ねぎなどの具を熱いご飯の上にのせ、地鶏スープをたっぷりとかけていただきます。

あっさりとしたなかにも、地鶏特有の濃厚なダシが効いてとてもおいしいです。

お茶漬けのように、サラサラっといただきます。

奄美のスーパーでは、写真のような『鶏飯の素』も売っています。これもイケます!

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そして、ゴーヤの味噌炒め。厚切りの豚肉と、ゴーヤと、卵を入れて味噌で炒めます。

ゴーヤチャンプルはあまりにも有名ですが、この味噌炒めも、

奄美ではよく食べられています。

そして、この煮物。

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切干大根、昆布、山フキ、こんにゃく、厚揚げ、豚肉を薄口醤油で煮るそうです。

豚肉は、骨付きで角煮のようですね。とても柔らかくおいしいです。

これは、ごはんのおかずとしても、お酒のツマミとしてもよく合います。

奄美では、豚肉とともに、鶏肉もよく食べられます。

焼き鳥風にしたもので、かなり歯ごたえがあり、特に皮は独特のコリコリ感があります。

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どちらも炭火焼きですが、左がおろしにんにくで、右がねぎにポン酢、からしを付けて。

どちらもおいしい!かなり焼酎が進む~(笑)!

それから写真はありませんが、地鶏のお刺身も奄美では一般的のようです。

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上の写真は、おめでたい時に作るお吸い物です。しかし、ご覧のように具沢山。

これだけでごはんのおかずになりますね。白身の焼き魚、大きい海老がおいしいです。

それと、私が手打うどんを打ち、汁に鶏飯のスープをかけて食べました。

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讃岐うどん風ですね~。これが結構好評で、みなさんおかわりしてました。

そして奄美で楽しみにしていた八百屋さんとスーパーへ。

名瀬でも一押しの八百屋さん。

これは、高級品の島バナナ。小振りだけど、甘みは抜群。

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そして今が旬の、パッションフルーツ。ツブツブ感がたまらない!ジュースでもおいしい!

こんな木に成っているんですね。一キロの大袋でも販売していました。

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こちらは、ドラゴンフルーツ。いかにも南国の果物のよう。

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そう・・・・完熟マンゴーを撮るのを忘れました(笑)。これは見学に夢中で。

八百屋さんだけど、奄美らしく焼酎もかなりの品揃え。焼酎好きにはたまりません・・・。

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この後スーパーへ。もちろんお米売り場もしっかりチェック。

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かなりの品揃えですね。価格も本州とほとんど変わらない!

でもメインは、九州の主力品種、『ヒノヒカリ』。隣に鹿児島産新米も並んでました。

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この『ヒノヒカリ』、当店でも今年、地元生産者に栽培してもらい販売予定ですので、

どうぞお楽しみに!

奄美の方は、豚肉をよく食べるので、お肉のコーナーも豚肉が充実しています。

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豚足に、豚の皮など、どこのスーパーでも当たり前。関東では珍しいですけどね。

スーパーのお酒売り場は、あまりにも広く種類が多いので、おまけにこれだけ。

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これで、一万三千円ほど。う~んちょっと手が出ない・・・・。ていうか飲めない(笑)。

このスーパーは、奄美のおみやげコーナーもかなり充実していて、なんと五千円以上

お買い上げだと、全国送料無料!(お酒類は除く)

たっぷりとおみやげを買って、さっそく送っていただきました。これはかなりありがたい

サービスですね~!やはりサービスがいいお店は、繁盛しています。

まだまだ奄美には、たくさんの名物があり、私達が頂いたものはごく一部ですが

こんな感じです。どれもおいしいですが、クセのあるものも多いです。

そうそう前回食べた、『山羊汁』は大の苦手・・・・。

豚足も先入観でどうしても食べられず、豚の脂身も毛が生えてるものがあり・・・・。

奄美は、海に囲まれているのでもちろん魚貝類、海藻類もおいしいです!

特にもずく、あおさのりは絶品ですね。

最後に、奄美ではご覧のように普通に、庭にパパイヤが成っています。

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真夏の奄美大島紀行~海編~

2007-08-06 11:05:17 | 旅行記

夏真っ盛りの奄美大島を訪れました。

ここは、義兄の実家があり、7年振りになります。ホント久し振りです!

奄美へは、羽田からJALで、一日一便直行便が出ています。

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奄美へは、およそ二時間ほどのフライト。着陸間際の飛行機の窓から見える、

澄み渡る海の、あまりのきれいさに感動!

その前に見えた陸地は、おそらく喜界島だろうか?

東京は、どんよりとした曇り空だったけど、奄美は、快晴とはいかないまでも

青空が広がり、まさしく南国気分!

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ここが奄美空港です。アットホームな感じですね。

空港でレンタカーを借り、車で10分ほどの義兄の実家へ向かいました。

今回私達の足になった、ホンダのステップワゴン。

子供連れの家族には、まさしくうってつけで便利。室内も広いし、子供達も大喜び。

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空港から少し走ると、もう私の住んでいる関東平野の水田地帯とは、明らかに異なる

景色が広がります。どこを見渡しても、赤土と、さとうきび畑。

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さとうきびは、黒糖の原料になります。ですから、奄美名物は、この黒糖を使った、

お菓子や焼酎が有名です。

さとうきびは、かなり背丈も大きくなり(2m以上)、収穫もまだ先のようでした。

そういえば、北海道でよく見る、ビートも砂糖の原料ですね。

さとうきび畑には、水をまくスプリンクラーもあちこちに設置されています。

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でも、さとうきびって、背丈の長い雑草畑にも似てるなぁ(笑)・・・・・。

山を見ても、本州の山とは、違う種類の木が多い!

空港近くの、あやまる岬に寄り道。やっぱり海がきれい!

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下の写真は、あやまる岬から、近くにある、地元の人しか知らない海水浴場。

夏真っ盛りの海でも、ほとんど貸切状態!

ここの海のきれいさは、今回の奄美の中では、私的にはナンバーワンでした。

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まるで絵ハガキのような風景!!『ここは日本なのかぁ~?』

もうこの海を見たら、子供達を置いて、私が一目散に水辺まで走っていました(笑)。

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奄美はどこの海へ行っても、人が少なく、有名な観光ビーチでもそうです。

(島なので、どこでも車で15分程走れば、海に出れます)

ですから、『あれ、なんでこの時期に、これしかいないの?』と拍子抜けする感じでした。

だから、地元の人しか知らないビーチなら、ほとんど貸切状態です。

私などは、どこの海を見ても、『きれいだなぁ!』と感動していましたが、義兄に

聞くと、『あそこは、昔に比べてだいぶ汚くなった』とか、『今日の状態は、あそこは駄目』

など、『あぁ~やっぱり地元の人は、次元が違うなぁ!』と思いました。

とにかく、ひたすら海でのんびりと過ごす!ということなら、奄美は最高だと思います。

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ここは、夕方泳いだ場所です。もちろん私達だけ。

でも関東の海から比べると、ちょっと、寂しい気も・・・・(笑)。

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ここは、2日目に訪れた、大浜海浜公園。ここも人が少ないですね。

きれいな海と、南国の夏の日差しを浴びて、大満足でした。

次回は、奄美の食編を。