やっぱりそばが好き!!【国産そば粉屋 内田商店】

常陸秋そばを中心とした国産そば粉・丸抜き専門店【国産そば粉屋 内田商店】店長日記 

新米シーズンを前に・・・

2007-08-26 22:58:28 | 日記

大利根町の田んぼも、ここにきてだいぶ黄金色になってきたようだ。

いよいよ新米まで、カウントダウン!

きっとコシヒカリや、夢ごこちも来週末には稲刈りが始まっているだろう。

新米シーズンを目前にしたこの時期は、毎年のことだが気持ちが高ぶり、楽しみ。

ただし、今年は米価の下落、販売低迷、高温障害などの不安がつきまとい、

例年以上にシビアになりそうで複雑な心境でもある。

当店事務所で、最近生産者とよく話しをするけれど、厳しい現状に嘆き節ばかり・・・。

そんなことは関係ないように、田んぼのイネは、どんどん成長し、収穫を待つばかり。

きっと生産者にとって、イネを育てて販売、出荷するということは、自分の子供達を

社会に送り出すような気持ちであろう。

期間は短いけれど、生産者が大事に手塩にかけたお米。

だからこそ出来上がったお米だけの判断だけでなく、ここに辿りつくまでの工程を

大事にしたお米を中心に扱っていきたいと思うし、消費者にもそれを伝えていきたいと。

だから当店では、食味計をフル活用!(来るシーズンに向けメーカーでメンテナンス中)

決して見た目だけがいいお米ではなく、さらにお米のおいしさを決める成分を調べ

納得のいったお米だけを販売いたします!

また新そばも楽しみですが、今年は茨城の一生産者より、常陸秋そばを、

昨年より大幅に分けてもらえることになったので、高品質なそばを安定供給できると

思います。

この生産者の青刈りした常陸秋そばの新そばは、緑がかって風味抜群。

実は私は新米より、この新そばが待ち遠しい(笑)。

そばは、北海道産と生産者限定の常陸秋そばを中心とした販売予定です。

現在は埼玉でも、年々休耕田でのそば栽培面積が拡大中。

ちょうど今、そばの種まきの時期です。

稲刈りが終わる頃には、真っ白なそば畑があちらこちらで見られるはず。

そうそう、北海道の幌加内は、今頃、丘陵地一面に、真っ白な花が咲いて

きれいだろうな・・・。

まもなく収穫の秋、楽しみです!