9月30日朝日新聞朝刊記事。
今回の新型インフルエンザの流行経緯を見ながら、20世紀最大のインフルエンザの
拡大経緯はどうだったんだろうと思っていたが、
その疑問に答えてくれた記事が掲載されていた。
このインフルエンザは、有名なスペイン風邪といわれるものですが、
流行期間は90年前の1918年から20年にかけてです。
当時の朝日新聞の記事からの引用です。当時は新聞以外に細かく伝えるメディアは . . . 本文を読む
児島虎次郎美術館は、旧倉敷紡績工場の建物を改装して作られています。
アイビースクエアの敷地内にあります。
実はいつも前を通過しながら、入ることのなかった美術館です。
とにかく目立ちません。
美術館に入ると、ほとんど見学者がいません。
係の男性が一人おられるだけです。
それだけにゆっくりと作品を観ることができます。
そして、彼の世界に圧倒されました。
今の私の力では、彼の絵画の世界を理解するこ . . . 本文を読む
実習も終わり近づいてきました。
4時頃に席に帰ってきた私に近づいてきて、「質問があるですが」、
どうぞと答えると、
「相談援助をするときに何に気をつけていますか?」
メモを片手の質問です。
それは「企業秘密です」ともいえず、当たり障りのないことを言ってはみたものの、
実習生は納得しない様子。
そこで、奥の手を使ってしまった。
おもむろに、机の中から、分厚い本を取り出して、
この本の . . . 本文を読む
山崎前社長と旧友の一線を越えた不祥事と思ったら、
なんとJR内部にある対策審議会からの指示という。
今度は、事故調部会長への約10回にわたる接触が明らかになった。
その対策審議室の室長は、現副社長になっている。
事故調(国土交通省航空・事故調査委員会)の委員は10名。
鉄道担当は4名。
そのうち、旧国鉄出身はなんと3名!
後一人は、大学教授。
私鉄関係者は一人もいない。
鉄道担当以外は航空担当。 . . . 本文を読む
今日、最終日は、やり投げを観ました。
ベルリンの世界陸上銅メダルの投てきはすごい。
まず、他の選手とは弾道が違う。
高くなかなか落ちてこない。
今日は、79m台を出して2位とは6mの差をつけていた。
女子ハンマー投げの室伏由佳選手も同様に2位を引き離しての優勝。
世界に通用する選手は、国内では敵なしということでしょう。
※写真は村上選手のやり投げ。 . . . 本文を読む
昨日から明日まで3日間。
レベルの高い競技を観ることができる。
写真は5000m女子。
中村選手や福士選手の姿が見られた。
しかし、実業団所属のアフリカ選手が強い。
それは長距離だけに限られるけど。
天満屋の中村選手は、先のベルリン世界陸上でも入賞していた。
マラソンのスピートをつけるためのトラック競技出場だが、
この距離では、誰にも負けない力をつけているようだ。
福士選手は、最後に力が残って . . . 本文を読む
「全精社協向け補助金 木村元副大臣、交付促す電話」
※朝日新聞9月26日一面見出し
補助金の政治献金流用解明が進んでいる。
朝日新聞の取材で、経緯を厚労省幹部が認めた。
政権交代なくしては、ありえない話だろう。
障害者自立支援調査研究プロジェクトの補助金が一次審査で認められなかった後、
木村元副大臣の働きかけがあり、2次審査で「交付」決定になったという。
さて、金の流れはどうか。
権力をも . . . 本文を読む
耳を疑うニュースだった。
「宝塚線脱線転覆事故最終報告書案 事故調委員 JRへ漏えい」
※朝日新聞9月26日朝刊一面見出し
そして、漏えい先は、山崎前社長。
漏えい元は、国鉄時代の先輩。
前社長の東京出張時に二人で情報の受け渡しをしていた。
その上、報告書案の修正を図っていたという。
私もこの事件の経緯を見てきて、山崎氏には情状酌量の余地があると考えていたのだが。
このニュースには失望した。
. . . 本文を読む
かつて講義を受けた施設長からの言葉。
「施設入所を考えるならできるだけはやい方がいい。私は60代で決めようと思う」
えー60代ですか!
かなり驚いたことを思い出します。
今でも言葉を聞いた場面を忘れません。
その後、職務でそのような施設入所に立ち会うことも多いのですが、60代の決断という意味が
よくわかりました。
それは自分が決断するという意味です。
一般的に70代の後半以降、特に80代にな . . . 本文を読む
業務は5時過ぎに強制終了。
帰り道、地産野菜の店の閉店間際に駆け込む。
かぼちゃ、じゃがいも、人参、玉ねぎ、栗、肉を購入。
安いしうまい。
夕食を食べた後(私も1品作る)、寝ていた父親を起こし夕食を食べてもらう。
その後、髭剃り、散髪。
終わるとすぐに車いすで散歩にいく。
最近は楽しみにしてくれる。
公園を40~50分車いすで散歩。
テニスコートは照明で明るいので、車いすから降りてもらい歩行訓練 . . . 本文を読む
民主党のマニフェストに具体的な名前があがっている公共事業はとても少ない。
メディア芸術総合センター、川辺川ダム、八ツ場ダムに3事業しかない。
ということは、新政権が約束した公共事業廃止の目玉はこの3つといってよい。
前原大臣がダム廃止を前提でしか語らない。語れないはずですある。
この名指しの事業の廃止さえできなくて、何ができるのか、となる。
しかし、世の常として、総論賛成各論反対は当たり前。自 . . . 本文を読む
京都南部から北部の丹後半島までは車で5時間かかる。
京都が海に面しているといわれても実感がわかない。
宮津市までは訪問したことがあるけどその先の丹後半島は知らない。
そこでこの連休に念願の「伊根の舟屋」を訪れた。
海に面した2階建ての舟屋。
舟屋の背後には細い道路があり、その道路に面して母屋がある。
舟屋の2階は子ども部屋であったり民宿に使われている。
(ただし、資料は昭和50年代の西川幸治さ . . . 本文を読む
在来線を使って3時間30分で、岡山から大阪経由で京都に戻ってきました。
これから3日間ほど京都府内をうろうろしようと思います。
岡山から京都に移動中に読んでいた「証言 日本の社会福祉」の中からの文章を
抜書きしたいと思います。
とても納得した箇所です。
インタビューを受けるのは、板山賢治氏。厚生省OB。
著者である蟻塚昌克氏の質問に応えて、 (220p.)
「そうそう、混迷だなあ。それにね、政 . . . 本文を読む
今朝のテレビ番組で、逢沢一郎元衆院予算委員長の発言がビデオで取り上げられていた。
逢沢氏は、岡山1区でかろうじて民主党新人を振り切って当選している。
彼は、予算委員会という国会の中でも花形の委員会を仕切っていたわけだが、
正直な感想を吐露していた。
「予算委員会の質疑では、観ている人の10人のうち10人。百人いれば百人が、
野党の発言の優位性を認めたはずだ。質問と答弁に明らかな差があった」とい . . . 本文を読む
スタートした新政権の動きを見ながら、
「証言 日本の社会福祉」蟻塚昌克著を読みながら、
もしかすると、私自身少し思い違いをしているのかもしれないと思った。
それは、官僚の皆さんが実質作っている法律は、彼らの意に沿わない法律が多いのではないだろうかということだ。
「証言 日本の社会福祉」には、戦後GHQ統治下の社会局⇒厚生省の官僚たちの考え方や行動が書かれている。
社会局(1922年発足)は、 . . . 本文を読む