週末まで不在です。
今日は天皇夫妻が、サイパンで慰霊をします。
サイパンで亡くなった、島民や日本の民間人、日米軍人の
慰霊の日です。
サイパンは沖縄より1年前の出来事でした。
春の改憲論議は、夏の慰霊の日々の間は静かになり、やがて
秋から勢いを増してきます。
夏の間に、憲法をしっかり考えておくことでしょう。
それでは。早く雨が降りますように!
祈ってきます。 . . . 本文を読む
単独処遇5日目:命日の朝
前夜の少年の日記
子どもの顔がより鮮明になった。
可愛そうで涙がでた。
こんな感情になったことはない。
人間らしい感情をもてたことがうれしい。
自分も捨てたものではない。
これまではコントロールされていると思った。
僕をいい方向に導いてくれるのか。
子どもから生かされている。
いろんな意味で自信を持てる。
気持ちを出していいんだ。
・・・・・・ . . . 本文を読む
後半は、徹底して一人の少年と担当教官をカメラが追っていく。
一言も聞き逃せない。
少年は付き合っていた少女が妊娠し、生まれた子どもを
殺してしまった。
入院して1年が経つにもかかわらず、「話さない」→
何を考えているのかわからないという状態が続いている。
両親が面接に来ても心を開かない。
子どもの2年目の命日に合わせて、単独処遇を1週間する
ことになった。
一人部屋に入って1週間にわたり、反省 . . . 本文を読む
6月24日午後10時から零時30分まで2時間半におよぶ
ドキュメンタリーであった。
NHK BS2での放送は、5月8日に53分間で放送された番組の
長尺版だ。
番組表を見ていないので、いつ終るのだろうかと思うほど長かった。
しかし、「こんな取材がよくできたなー」と心底思った。
素晴らしいぞ。
私自身のためにもぜひ纏めておきたい。
ほとんど未知の世界である。
まず、少年院を法的に簡単におさえて . . . 本文を読む
経産省は、外郭団体「産業研究所」(東京都千代田区)の
調査研究費名目の資金の一部をプールして代々引き継いでいたと
発表した。
「産業研究所」のホームページを見てみたが、こんなおざなりな
ホームページは見たことがない。
しぶしぶ最低限のことを開示しているのだろう。
一度みていただきたい。
http://www.sanken.or.jp/index.html
研究費の流れが、
日本自転車振興会→産業 . . . 本文を読む
ひめゆりの塔に向う。平和祈念公園から4キロと近い。
気が重い。
車を停めて花を買う。ここは海岸から少し内陸に入っていた。
ひめゆりの塔に献花をする。
塔の前には、学徒たちが自決したり戦死した壕が保存されている。
ひめゆり祈念資料館に入る。
彼女たちが働いた南風原陸軍病院壕の複製を展示していた。
その複製を見ていると年配の女性が近づいて説明を始めた。
最初は聞き取りにくかったが、
「…学徒は5月2 . . . 本文を読む
気になっていたので目覚しがなる前に起きてしまった。
テレビをつけると、前半1対0。
うーん、もう獲られていたか。
と、次の瞬間、中村から文字通り目が覚めるような
ミドルシュートが、横っ飛びするゴールキーパーの手の
先を通過し、ネットに突き刺さった。
あの細い身体のどこにあのパワーがあるのか。
予測外の距離から予測外のタイミングでのシュートだった。
ブラジルの選手も唖然としていた。
トルシェに干さ . . . 本文を読む
税調の石委員長の会見を見聞きして、怒り心頭に達した
サラリーマンの方も多いと思う。
石氏は「納税者の8割を占める給与所得者に応分の負担を」
という控除減額を提案している。
http://www.mof.go.jp/singikai/zeicho/top.htm
これは中低所得者を直撃する。
おとなしい国民はとことん軽視されるという見本だ。
なら、税金の無駄使いはどうするんだ。
金が足りない . . . 本文を読む
斉州島から指宿。リラックスなムードを演出した過去の
日韓首脳会談だったが、今回は韓国側から「冬ソナコース」を
拒否され、クールビズもなくなった。
日本国民に通用することが、国外でも通用すると思うのはあまい。
ワンフレーズ政治やイメージ政治は、国内でしか通用しない。
通用してしまう国内が情けない。
大統領の冒頭の言葉にすべてが語られていた。
外交辞令は一切なかった。
「低いレベルの合意があった」 . . . 本文を読む
6月19日。事故から55日目。宝塚線が再開した。
どのように考えたらいいのだろうか。
いつかは再開しなくてはならないとしても、
それが今なのか。
再開するということがこんなに重いと考えたことは、
今までなかった。
これはどうしてなのか。
どうしてそのように思うのか。
今日まで何も解決していないからだ。
何も形になっていない。
JR西日本の
「誠意を尽くす」
「安全第一」
の言葉は空しい。
. . . 本文を読む
今日は終日パソコンで夏山の準備をしていた。
この7月から、新潟と福島の三山を登る。
関西からはとても遠い。
土地鑑もなくて企画に手間がかかる。
それだけのことはある山域から仕方がない。
TVで「乗り尽くしの旅」を見ながら。
この番組は、JR事故以来しばらく自粛していたけれど。
九州の線路と列車がとてもいい。
子どもや、お歳よりとの交流がいい。
どうしても、鶴瓶氏の番組とかぶるけど。
ゆっくり . . . 本文を読む
非常に重要なルポが発見されました。
毎日新聞の特ダネです。
(新聞メディアの得点だ)。
この米記者のルポ全文が毎日インタラクティブ
http://www.mainichi-msn.co.jp/
に掲載されています。
英文と訳文ともネット公開です。
ペーパーとネットをうまく使い分けています。
今、この文章を読む価値は、
1.日本人も知らない原爆と原爆症の被害
2.軍人の考えること
3.権力者が考え . . . 本文を読む
民営化について書いていたら、今度は民営自体の凄さを
東武鉄道に見ることになった。
東武線踏切事故は、現場の社員だけが追求されるトンでもない
展開かと、じくじたる思いだったが、警視庁捜査1課は当たり前
ではあるが、本社の社員も事情聴取を進めているという。
ところが任意の事情聴取を受けた3人の本社社員が、会社に
不利となる発言を始めると相次いでうつ病と診断され入院して
しまった。
警視庁捜査1課の捜 . . . 本文を読む
野茂が日米200勝を達成した。
もこもこした野茂が可愛いというご婦人の話もうなづける。
パイオニアとしてデビューし、大リーグを渡り歩いているこの男
の素晴らしさは、その寡黙さに現れる。
もこもことマウンドの上がり、表情ひとつ変えないで投げ、
もこもことマウンドを降りる。
多くの球団に入り多くの球団を去った。
だれかが彼に声をかけるのだ。
俺の球団に来いと。
200勝というマイルストーンが彼に . . . 本文を読む
1980年代から始まる「規制緩和と民営化」にバラ色の
未来を重ねた国と企業と国民だったが、JR西日本、道路公団、
JALの現状をみれば、バラには刺があるということか。
しかし私はバラの美しさにも無縁だ。
JRの社員の接遇がよくなった程度ではごまかされない。
昨日の毎日新聞に佐高信さんが、「20年前に国鉄の民営化に
反対していると、国労の委員長が『民営化してもそんなにひどい
ことにならないだろう』 . . . 本文を読む