![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/44/c7d222e067d7dbff9f91d436c3c00a15.jpg)
アフリカからベルギーに流れ着いた10代になったばかりと思われる少年トリ。
一緒に旅をしてきた10代後半の少女ロキタ。姉と弟ということになっている。
トリは養護施設に収容されて一応生活は出来ている。
ロキタは生活していくには就労ビザの発給が必要だが難しい。
トリは施設内にいれば生活できるのだが、ロキタのことが心配で一緒に行動をする。
ロキタはドラッグを売ることで小銭を稼ぐしかない。
しかし、闇の世界は冷酷でロキタを追い詰めていく。
なんとか救おうとするトリ。
アフリカから欧州へ避難する人々の映像はテレビでよく観る。
なんとか入国できたとして、その後はどうなっているのだろう。
この映画は、知らないことをよいことに目を背けている現実を見せる。
この現実に日本も国と国民ごと、目を背けている。
この映画を観ればもう「知らない」で済ませることはできない。
お読みいただきありがとうございました。
ウクライナに平和を!