岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

混乱の日々です。南海トラフ大地震に関西空港が耐えられないことがわかりました。

2018-09-05 07:57:18 | 2018年9月21号台風被害

6月の大阪北部地震

7月西日本大雨災害

に続いて、9月台風21号災害。

京都南部に自宅。

岡山に実家。

がある私は、この3か月間、翻弄され続けています。

それにしてもけた違いの風速です。

風速の速さは、高潮に直結します。

関西空港の被害は特徴的です。

海抜5mにある滑走路が浸水しました。所によっては1m以上浸水しています。

5m+1m  6mの高潮があったということになるかもしれません。

これは高潮被害の想定外なのでしょうか。

海上空港を計画するときの想定を超えていると思われます。

関空は埋め立てですから、毎年地盤低下をしています。

以下、読売オンラインの記事です。

水深18メートルの軟弱な地層に造られており、地盤沈下などが課題となってきた。開港時と比べると、場所によっては3メートル以上沈下。過去の台風でも何度か冠水被害に見舞われた。

引用終わり


海抜5mの滑走路で、地盤沈下が3mではとても浸水を防ぐことができません。

根本的な対策が必要です。

また、タンカーが衝突した箇所の橋の高さが足りません。

これも設計に問題があります。

利便性と効率を考えての設計でしょうが。

今回はそれがマイナスに働きました。

関西空港は今日一日閉鎖だそうですが、関係施設や車両の水没、連絡橋の損傷からみて、長期間の閉鎖を余儀なくされるのではないでしょうか。

人事交流、観光、経済活動に及ぼす影響は計り知れません。

しかし、

迫りくる南海トラフ大地震はこんなものではありません。

考えただけでぞっとします。

このままの状態で使用し続ければ、5000人規模の孤立無援の孤島ができることは確実です。

↓高潮の高さが5m以上あったのでしょう。津波の被害と似ています。

追記:9月5日21時

関西空港は防潮提を設置して海抜5mにしているという報道です。

ならば、滑走路は海抜2-3mしかないのではないでしょうか。

とんでもないことになっていることがわかりました。

大変な事態です。


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