今週の介護です。

我が家は親戚が少ない上に全国に散らばっています。
「遠い親戚よりご近所づきあい」の典型です。
父はこの地に生まれて９０年、学校と兵隊以外は他県に出ていません。
そして兄弟や両親を若くしてなくしています。
母も、弟が一人埼玉県にいるのみです。

さて、今日は母の姪二人が金沢と大阪から訪れてくれました。
陣中見舞いといったところです。
１０年以上遭っていませんでした。
それでも話をするとすぐに昔に戻ってしまいました。
私も懐かしく話を聞いていました。
姪といっても二人とも７０代です。
二人ともに夫を若くしてなくしているのですが。
女３人、ほんとにかしましく話し合った２時間でした。

この数日体調の悪い母は、二人を見送った後、すぐにベッドに潜り込んでしまいました。

８月に転倒骨折と内蔵出血をしてからは以前のようには心身が戻りません。
医師からはさまざまな後遺症が残ると言われましたが、緊急入院時には選択の余地はありませんでした。
そのとおりの結果になりました。

白内障の手術の予定もありましたが入院時と重なり延期したままです。
やっと行く気になった補聴器の外来受診も中止となりました。
体調が悪いと精神的にも落ち込み、物事を決めることができなくなります。
母はまさにその状態です。
その原因のひとつに軽度の認知症があります。

心身ともに、大変しんどい時なのではないでしょうか。

このような時に、従姉が訪問してくれたことは私にとってとてもありがたいことでした。

文字通り陣中見舞いでした。

私も元気がでました。