岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

現在の介護状況です。

2020-04-24 15:30:02 | ケアラーのために

母親が認知症専門病棟に入院したのが2年半前です。

実家から自転車で通うことができるので2日ないしは3日に一度のペースで訪問しています。

ところがこの新型コロナウイルスの流行となり、病院の対応も変わってきました。

 

まず、3月5日から検温が始まりました(病棟に入る場合)。

まだ寒い時期であり自転車で行くため、額(検温位置)の温度が低くなかなか入室できませんでした。

ひどい時は32度台です。10分程度待てば35度まで上がります(35度から入室可)

時間を短縮する方法を思いつきました。

自動販売機で温かいバナナオーレ(もちろん他のホット飲料でも)を購入して額に当てることです。

そうすると10分かかったのが半分以下の時間に短縮できました。

もちろんしくじって体温が上がりすぎると入室できませんがそのような事態にはなりませんでした。

その後、一人しか面会できなくなりました。

 

4月9日、いよいよ面会禁止になりました。

それから後は、洗濯物交換とプリンの差し入れに週2回通うことになりました。

入浴が週2回のためです。

 

それまでは、面会時に足のマッサージ、散髪、爪の手入れなどをしていたのですが、できなくなりました。

爪切りは看護の方がしてくれると思いますが、マッサージや散髪までは難しいですね。

足のマッサージは2年以上続けていて、車いす生活から歩行器利用にまで回復しました。

散髪は通常、病院を通じて依頼すれば出来ますが、今は難しいですね。

面会禁止が長引くといろいろ心配です。

母が私自身を忘れることもあるでしょう。

覚悟しなくてはなりません。

 

まずは私が新型コロナウイルス感染症に感染しないようにしなくてはなりません。

こちらこそ元気で居続けなければ、再会できなくなります

 

まだまだ当分面会禁止は解けそうもありませんね。

 

お読みいただきありがとうございました。


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