記者選抜会見でしたね。
まあそうでしょうね。
自らの反撃の場ですから。
発信力は抜群ですね。
日本人でさえ、よくわからないこの事件です。
世界の人は興味があっても遠い国の話で詳しく知っている人はまずいないでしょう。
それが、大逃走劇とともに本人から発言があったので、経済事件から一気に拡がったのでしょう。
いわゆる三面記事としても価値が出てきたはずです。
これからますます注目されるでしょう。
会見言語は4カ国語で行われました。
これは発信力ありますよ。
世界の過半数の人は通訳なしで理解できるでしょう。
しかし日本のネットでは英仏しか翻訳されない状態でした。
ついて行けていないです。
イタリアの記者から「イタリア人の興味がある逃走劇」について聞かれました。
イタリア人もこんな話好きなんだと妙に納得しました。
ゴーン被告にとっては友人を守る必要もあるので応答はありませんでした。
考えてみると、これは貴重な情報です。
著作権にしたいのかもしれません。
少し冷却期間を置いて、本を書き映画会社に売るということで最大の価値を得ることができるでしょう。
その他、日本政府高官の名前を明かしませんでした。
これは、レバノンそして日本政府に対する配慮でしょう。
ゆえに日本政府の対応によってはすべて明らかにするという含みがあります。
ゴーン被告は検察の扱いについて、人間と動物の間にまで貶められられたと話しました。
妻に会えないということも強調しました。
これは日本人とちがって世界の人々には、とてもひどい扱いだと映るはずです。
非常に効果的に使っています。
日本のマスコミが3社に絞られたということは、日本マスコミへの恨みが相当あるのでしょうし、
別に日本向けに話す必要もないということです。
この会見は第一弾です。
皆さん、消化不良のようですが、これも戦略のうちですね。
やっと序章が始まりました。
私は早く人質司法が終わることを願っています。
お読みいただきありがとうございました。
画像:岡山市内旭川沿いの豪邸に壁画です。トレハロースで有名なH原氏の一族がかつて住んでいました。