岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

年末年始の話題は「ゴーン被告の密出国」でした。

2020-01-05 12:34:58 | カルロス・ゴーン

年末のビッグニュースでした。

すでに閉業状態だった、政府、法務省、マスコミは、

呆然としたのか後手後手の対応でした。

全ての情報は欧州と中近東から送られてきました。

どこから出国したのかと詮索するばかりでした。

やっと明らかになったのは、

関空のプライベートジェット専用出入口「玉響」でした。

2016年にできたばかりです。

いつもプライベートジェットを利用していたゴーン被告は、

検査体制の甘さを熟知していたのでしょう。

最近はこの「玉響」口の利用も増えていたといいますから

うまくすり抜けることができたようですね。

被告になってもVIP対応の利点を利用できたわけです。

上級国民という言葉が昨年の流行語ですが、

空港も金を払う人を優遇するのですね。

大阪湾にカジノが出来たらと思うと、ぞっとしますね。

 

先日の伊藤詩織さん勝訴に続いて、日本の司法制度が注目を浴びています。

日本の司法制度の後進性は、戦後一環して米軍が日本の裁判を認めないことでも明らかです。

信頼していないのです。

今、日本で逮捕されたらとんでもないことになると、改めて広報されるわけです。

 

しかし、ゴーン被告は相当の策士ですね。

「勇気」、決断力、実行力があります。

それを自分や家族のために使うことがセコすぎます。

世の中のためにその才能を使えば、素晴らしい人になったことでしょう。

これこそ、人材の無駄遣いですね。

 

お読みいただきありがとうございました。

 



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