岩清水日記

「あしひきの岩間をつたふ苔水のかすかにわれはすみわたるかも」良寛

イランが在イラク米軍基地をミサイル攻撃した日。

2020-01-08 15:29:16 | 世界のなかま

今朝8時過ぎにニュースが流れました。

衝撃的でしたが予想されていました。

そして少し時間がたった正午ごろのニュースでは、米軍基地の兵士に被害がなさそうということでした。

これは、イランが報復攻撃はしなくてはならないが自制の効いた「国連憲章」に基づいた行動だと主張していることを裏付けます。

ひとまずほっとしました。

トランプは戦争もディールと考えていますが、イランはそうではなかったということになります。

高度なディールかもしれませんが。

この展開を見ると、世界の最大のリスクはトランプということがわかります。

まず、イスラム革命防衛隊のガゼム・スレイマニ司令官の殺害を決行したこと。

このイスラム革命防衛隊を米国はもっとも毛嫌いしています。

そのトップを殺せばいい、理屈は後からつける、国も法も関係ないというとことです。

最近米国は、自国にとっての脅威となる者は、裁判にかけるより殺してしまいます。

(アラブの王子や東アジアの指導者も同じかもしれません)

そして、兵士を動かすのではなく無人兵器で味方の被害を最小限にする。

選挙対策ですね。

この戦争術の訓練と実行地域が中東ということになります。

中東での結果は即東アジアの国への威嚇になります。

そのことも意識しています。

 

確かに中東と東アジアの両方で同時に戦争をする力は今の米軍にはありません。

いくら、トランプが世界最強軍隊と言っても不可能です。

しかも軍備が最強でも勝てていません。

遡ってみれば日本やドイツに勝って以後、明確な勝利はないのです。

世界最強ではなく世界最大の軍隊というだけです。

一方、イスラム革命防衛隊は兵力的には弱小です。

しかし、地域を限定すれば米軍に負けるということはあり得ません。

 

トランプには論理はありません。

整合性ということも頭にありません。

直感です。

こんな男に世界は振り回されています。

現状打破にはトランプ再選を阻止するしかありません。

私たちにできることは微弱かもしれません。

影響力があると思われている安部さんだって何も出来ていません。

する気はないでしょう。

企業のお偉方とゴルフを通じて「上級国民のなり方」でも語り合っているのかも。

 

ぼやきしかできませんが、できることはあると思います。

 

 

およみいただきありがとうございました。

 

画像は、からめとられた凧。最近凧あげみませんね。

 

 

 



最新の画像もっと見る